出版社内容情報
巨人軍のピッチャーから、世界を股にかけるプロレスラーへ。巨躯のスポーツエリートは、宿命を背負った一人の心優しい男でもあった――。運命的なプロレス入りと師・力道山、17歳と15歳で出会った最愛の妻・元子との結婚までのさまざまな障壁。ジャイアント馬場とその妻・馬場元子の初公開の往復書簡など貴重な一次資料をもとに、ジャイアント馬場に最も信頼されたスポーツライターが書く、語られなかった真実
内容説明
宿命的なプロレス入りと師・力道山、最愛の妻・元子との結婚までのさまざまな障壁―。初公開の往復書簡などをもとに、ジャイアント馬場から篤い信頼を受けたスポーツライターが書く。
目次
序章 高校2年のプロ野球選手
第1章 生きていくための選択
第2章 師・力道山への業務連絡
第3章 思いは太平洋を越えて
第4章 ハワイで誓った永遠の愛
第5章 全日本プロレスの父と母
終章 そして果たされた約束
著者等紹介
市瀬英俊[イチノセヒデトシ]
1963年、東京都生まれ。千葉大学法経学部卒業。『週刊プロレス』全日本プロレス担当記者等を経て、現在スポーツライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
9
プロレスの歴史の裏の、馬場夫妻のプライベートなことが、二人の書簡を通して描かれ、なかなか興味深い‼2021/05/22
snakedoctorK
5
世界のジャイアント馬場。 日本プロレスに戻らずそのままStatesにいたらどうなっていたかしら。 馬場さんが日本に戻った理由の一つが馬場元子さんだったとは。 ロマンスですね。 猪木は闘う男のロマン。 馬場さんはロマンスに生きていたんですね。2021/10/30
トト
5
週刊プロレスの記者だった筆者が、プロレスラージャイアント馬場の人生について記した書。内容は、メディアの表側に出ていない、プライベートの事柄に重きを置いています。特に妻の元子さんとのエピソードが満載。原文のママと思われるラブレター(あとがきには数百通とある)は、人柄も垣間見えて面白い。公開した筆者は夫婦に説教されると思いますが(笑)2021/03/07
きりん
2
表紙のイラストが内容を象徴している。これは馬場さんと妻 元子さんのラブストーリーだ。お互いに「あなたしかいない」という熱愛ぶりが、公表された結婚前のラブレターに見て取れる。ごちそうさまでした!2024/07/20
masa
2
元子さんについてはこれでもだいぶマイルドにして書いてるのだろうと思った。馬場さんとの往復書簡の中で、日プロの社長(芳の里)に勝手に会いに行って直談判したとかあってスゲーなと。新潟の実家訪問時、馬場さんが自力で立てなくなったとか、元子さんから全日社員の姪御さんへの目を見張るパワハラ記述やらギョッとした。その姪御さんが本文で川上佳子通称よしこさんとして登場してるのにあとがきでは緒方理咲子さんになるの何故なんでしょう。2021/08/13