TIMELESS 石岡瑛子とその時代

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TIMELESS 石岡瑛子とその時代

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  • サイズ 46判/ページ数 541p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022517340
  • NDC分類 757
  • Cコード C0095

出版社内容情報

伝説のデザイナーがいた。前田美波里をスターにした資生堂のポスター、大ブームになったパルコの広告。それらを手がけた後に渡米し、アカデミー賞に輝いた彼女は、変化の時代をいかにサバイブしたのか。スティーブ・ジョブズも崇拝したエイコの「私」に迫る評伝。

内容説明

デザイナー石岡瑛子、世界初の評伝。その晩年に偶然、彼女と出会えた著者は、石岡瑛子のワーク&ライフを記録する時間の旅に出てみたいと思った。石岡瑛子を“主人公”として物語る表現者たちとその時代のストーリー。ときをこえて人の心を動かすものとは何か?命のデザインとは?

目次

第一幕 グラフィックデザインと銀座、資生堂の時代
第二幕 広告キャンペーンと渋谷、パルコの時代
外伝1 フィルムディレクター杉山登志とその時代
第三幕 ブックデザインとNY、「エイコによるエイコ」の時代
外伝2 映像の巨人レニ・リーフェンシュタールとその時代
第四幕 衣装デザインと映画の都、オン・ステージの時代
第五幕 時代と私を超える「命のデザイン」

著者等紹介

河尻亨一[カワジリコウイチ]
編集者。1974年大阪市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。美大予備校講師をへてマドラ出版入社。雑誌「広告批評」在籍中には、広告を中心に多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断する数々の特集を手がけ、国内外の多くのクリエイター、企業のキーパーソンにインタビューを行う。現在は取材・執筆からイベント、企業コンテンツの企画制作ほか、広告とジャーナリズムをつなぐ活動を展開。海外動向にも詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

71
この本から伝わってくるのは、石岡瑛子の圧倒的な熱量。資生堂の新聞広告からハリウッド映画、北京オリンピックまで、様々なクリエイティブへの取り組みが綴られている。中でも印象的なのは、自ら命をたったCM演出家・杉山登志と、ベルリンオリンピックの映画監督として有名なレニー・リーフェンシュタールとの絡みだ。二人には自分自身の姿を投影していたのではないだろうか。タイムレス、レボリューショナリー、オリジナリティ。その三つを唱えながら、あらゆるクリエイターと真剣勝負を繰り広げてきた石岡瑛子には、やはり惹かれてしまう。2021/05/13

d3

26
資生堂やパルコのアートワーク、米国アカデミー賞衣装デザイン賞受賞で知られる石岡瑛子の仕事と生涯を追った一冊。 作品のほとんどすべてはクライアントワークであったことが興味深かった。芸術家のように自らが主題を定めて作品をつくるタイプではない。まず依頼があり、追求していく先でたどりついた作品に強烈な「私」が表現されている。それがおもしろい。 本書では石岡氏と関わった人々の証言から、チームスタッフと対話を繰り返しながら発想を芽吹かせていく創作スタイルが伝えられている。 それはコラボ全盛の現代的な手法にも感じた。2025/03/25

ズー

17
すごい読み応え。濃密。良いものを作りたいという気持ちが強く、自分にも他人にも厳しくできるからこそ、こんなすごい作品が生まれたんだと。グラフィックデザイナーからスタートし、その後その枠を飛び越えて、さまざまなことにチャレンジして、すごい成果をあげているのは、基礎をしっかり真面目に学んできたのと、持ち前のセンス、完璧主義者であることでなし遂げられたのか。本当に終始圧倒される。生命や自然をベースにデザインを考えているからこそのタイムレスな作品たち。ただ一緒に仕事したくない。泣いちゃう逃げちゃう私だったら。2021/03/20

tetsubun1000mg

17
「タイムレス・レボリューショナリー・オリジナリティ」を常に唱えていた。 前田美波里、パルコのポスターなど今でも記憶に残っているが以後の事は全く知らなかった。 日本女性がアカデミー賞を受賞したことは新聞等で見た覚えがあったがこの人だったのか。 石岡さんの熱量が正面からぶつかって迸るように迫ってくる文章もすごい。 日本人で唯一グラミー賞とアカデミー賞を取っているだけでもすごいがコッポラやマイルス、レニと仕事をして大絶賛されているのも素晴らしい。 スティーブ・ジョブズの製品企画・開発の手法に通じる凄みを感じた。2021/01/15

じょうこ

15
今年2月、銀座と木場で石岡瑛子さんの回顧展が開かれた。会場には彼女の肉声が流れ続け、最初はぎょっとするのだが、会場のグラフィックを見て回っているうちに、いつしかその息づかいの虜となってくる。この音声が本書の著者が行ったインタビュー時のもの。十年近い歳月を経て500頁を越える大作となった。石岡さん自身はもちろんのこと、仕事仲間を通し、時代とアートディレクションをペンで描き切る。お見事。著者は「新しい何かをクリエイトする人々へのプレゼンテーション」としてこの物語を書いたという。俄然、クリエイトしたくなった。2021/06/28

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