ジョン・ボルトン回顧録―トランプ大統領との453日

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ジョン・ボルトン回顧録―トランプ大統領との453日

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  • サイズ 46判/ページ数 552p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022517173
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

発売1週間で78万部突破し、世界中で話題の、前大統領補佐官による暴露本。注目すべきは、各国要人との詳細なやり取りで、日本に対する言及も150か所以上に及ぶ。安部首相や谷内正太郎氏との生々しい会話も頻繁に登場し、日米外交の裏側が詳細に語られる。

内容説明

トランプ政権のみならず、国際外交の舞台裏まで暴露した世界中で話題のベストセラー!

目次

ウエストウイングへの長い道のり
号令を発し、戦端を開け
米国の離脱
シンガポール・スリング
ブリュッセル、ロンドン、ヘルシンキ―首脳会談三都物語
ロシアを阻止する
シリアとアフガニスタン―トランプの出口は見つからない
混沌という生き方
ベネズエラ・レブレ
中国からの雷鳴
気の進まないハノイ会談、そして板門店での戯れ
道に迷い、怖気づくトランプ
アフガニスタンの対テロ作戦から、キャンプ・デービッドのニアミスまで
平穏な日々の終わり
エピローグ

著者等紹介

ボルトン,ジョン[ボルトン,ジョン] [Bolton,John]
前職はトランプ政権の国家安全保障担当大統領補佐官。2005年から2006年までは、駐国連米国大使を務めていた。長年にわたって公職に就き、レーガン、ジョージ・H・W・ブッシュ、ジョージ・W・ブッシュの3政権でいずれも高官ポストを占めた。弁護士でもあり、1974年から2018年にかけて、公職に就いている期間を除けば、ワシントンD.C.で弁護士業に従事している。1948年、ボルチモア生まれ。成績最優秀者の一員としてイェール大学を卒業した後、同大学ロースクールを修了し、法務博士(J.D.)を取得。メリーランド州ベセスダ在住

梅原季哉[ウメハラトシヤ]
朝日新聞論説委員。1964年生まれ。1988年、国際基督教大学(ICU)教養学部卒業、朝日新聞社に入社。1993‐94年、米ジョージタウン大学Fellow in Foreign Service。その後、ブリュッセル、ウィーン、ワシントンで特派員、国際報道部や東京社会部のデスクなどを経て、2013‐16年ヨーロッパ総局長(ロンドン)。帰国後は東京本社編集局長補佐を務めた後、2019年5月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

117
補佐官としての仕事を本当に発揮するにはまともな大統領であったならかなり実績を残す人物であったろうと思います。いろいろ表ざたにならない内幕をきめ細かに書かれています。共和党というのはここまで人材が払しょくしているのでしょうか?もう少しまともな人物がいると思うのですが。トランプという人物はただアメリカのプアホワイトの心をつかむ術に優れていただけなのでしょう。共和党も次回はもう少しまともな人物を出してくれないですかね。2020/12/05

まーくん

91
トランプ政権で国家安全保障担当補佐官を務め、昨年9月辞任したボルトンの回顧録。唯一の超大国の政策決定が、大統領執務室を中心に、かくの如く成されるのかと思うと…。気紛れで自己中心の”大きな赤ん坊”のような大統領に、論理的で一貫した政治哲学を持つと自負する”大人”の側近たちは翻弄される。しかし、カオスのようなトランプの言動は、国益重視のアメリカ・ファーストどころかトランプ・ファースト、自分の再選のためという目標では整合性があり首尾一貫している。とんでもない話だが、米選挙民過半の支持を得ているという事実は重い。2020/10/24

Willie the Wildcat

80
タカ派ではあるが、国益を念頭にした原則主義。刻一刻変わる”劇場”も踏まえて自身の役割に徹するが、最後は信頼関係。懐に忍ばせた辞職願も、伊達ではない。本著の醍醐味は、関係者との神経戦と踏まえた善後策の過程に垣間見る著者の”原則”との葛藤。是非はあれど選ばれたPOTUSであり、根底の民意。EU/日韓などとの受益者負担の原理も一理あり、ウクライナ問題でのEU首脳陣の及び腰も疑問符。一方、記載された様々な”逸話”の中、流石に”エルトン・ジョンのCD”は、冗談きつすぎ。その場を頭に描き、思わず噴き出す。2021/02/20

よしたけ

36
タカ派大統領補佐官回顧録。トランプは、他国首脳との個人的関係と国交関係を分別できず、制裁直後にツイッターで金正恩を持ち上げる。全て都合よく解釈し、批判は受付ないかすぐ忘却。午前中は執務せず知人と電話。金第一でイデオロギー覇権争いも貿易戦争に意趣返しする。他方、良し悪し別としボルトン主張は一貫(制裁は最大かつ譲歩せず、兵力の漸減せず、対話・融和政策反対)ブレない。本書も政権検閲圧力を跳ね返して出版。国務長官、国防長官、財務長官、首席補佐官等、重要人物の会話も満載。安倍元首相は賢明な忠告・指南役といった評価。2021/04/17

金吾

31
○トランプ政権の主要メンバーであるボルトン氏の回顧録ですので読み応えがありました。トランプ大統領は米大統領という、現在の世界で一番の権力を保持するのに人格的に向いていないのではないかなあと感じてしまいました。また日米関係は日本にとっては外交の主軸ですが、米国にとっては数多ある国際関係の一つにしか過ぎないことを痛感させてくれます。2025/04/17

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