明るい覚悟―こんな時代に

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明るい覚悟―こんな時代に

  • 落合 恵子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 朝日新聞出版(2020/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022517005
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

著者は、75歳になった。友人知己の病気・喪失はこたえるし、もの忘れもひどい。でも加齢からの贈りものもある。22歳でラジオ局に就職したときの自分に、言ってやりたいことがある。年とともに、他者との違いを強調せず、自分の人生を諦めない、心からの共感と敬意をこめて「ただの人」を最高と思うようになった。小さな食堂の女主人、シャツづくりの洋服屋さん、介護休暇をとって母を看取った親類の男性。どんな時も平常心を保つ生活のたのしみを見捨てない。今朝の味噌汁を丁寧につくり、小さな庭で土をいじり、本のなかの、ある頁の、ある一行を見つける。「手仕事」の大切さ、暮らしの支えがあるからこそ、世の理不尽に抵抗ができるのだ。「明るい覚悟」を支える、いまも心に響く22冊のとっておきの絵本も紹介する。登場する絵本(一部)『オレゴンの旅』『教室はまちがうところだ』『ベンのトランペット』『どうぞのいす』『ぼくのたび』『わすれられない おくりもの』『ろくべえ まってろよ』『ひだまり』『でんでんむしのかなしみ』『はなのすきなうし』『とんでいった ふうせんは』『ライオンになるには』☆ 本書の目次を見ていただくとわかるが、「動詞」がタイトルになっている。/ 「人生とは動詞」だという言葉、そして手仕事が、わたしの中でいま、より大事なものとなっている。(まえがき) ☆ タイトル『明るい覚悟』とは、自分にとって大事なほんの僅かなものを握りしめて暮らすことであり、自分が望む自分になっていく過程を惜しまず、省略しない、自分との約束と言い換えることもできる。(あとがき)

内容説明

多くは要らない。丁寧に生きるためにむしろ少しがいい。深く暮らす術を、とびきりの絵本と共に紹介!75歳になった落合恵子が辿りついた「明るい覚悟」とは?

目次

脱ぐ
刻む
泣く
放つ
抗う
咲く
譲る
洗う
継ぐ
いる
味わう
築く
つなぐ
背負う
焦がす
祈る
忘れる
受け入れる
着る
する&しない
病む
はじまる

著者等紹介

落合恵子[オチアイケイコ]
1945年、栃木県生まれ。作家。子どもの本の専門店「クレヨンハウス」と女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」、オーガニックレストラン等を東京と大阪で主宰。総合幼児教育誌「月刊クーヨン」、オーガニックマガジン「いいね」発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

67
明日が見えない時代、私たちは闇をいだいた蕾だと。「明るい覚悟」と付けたタイトルに込めた落合さんの不退転の思いが伝わってくる。文中、いろいろな本が紹介されているな、と思ったら最後に「一冊の本」連載(2018年1月号~2020年3月号)と記されており、あぁ~なるほどと。75歳の今も異議申し立てのデモに参加して拳をあげる落合さん、季節ごとの庭の草花の世話を大切にする落合さん、衣食住の暮らしを丁寧に、そしてつかず離れずのシスターフッドなど、先達の風格を感じた。 2020/12/30

けんとまん1007

65
自分が感じていることを、いくつも代弁していただいけたように思う。ますます生きづらさが強くなり、言葉自体が軽くなり、ひとまかせにしておきながら、責任だけは追及するような今の時代に対する感性の持ち方のように思う。ますます、マスメデイアが劣化してきてい、それ以上に、操り人形になっている中での生き方でもある。あれ・・・・と思うこと自体を諦めているようなことは、どうしたものかと思う。自分で考え、自分で動くこを基本としながら考え続けることだ。2020/12/13

punyon

43
庭仕事、お母様の介護、原発反対運動、クレヨンハウス・・長い間、その背中を追いかけてきたから、書かれている事は粗方わかっている。なのに『落合恵子』と聞くと手に取らずにはいられない。「ないなら、つくる」自分流を貫く実践力が私を掴んで離さない。人生は動詞と言い切る、そんな前向きな文章にも、寄る年波には勝てず逝かれた方の話が増えた。だからおのずと『明るい覚悟』なのだろう。が、「自己責任」等に係る政治批判は、相変わらずスカッと切れ味よく、エピソードに交えて紹介される絵本もいい。暫く私の読む絵本は、ここからのです💛2020/11/02

みよちゃん

19
少し先輩の年になる著者の行き方には自分にはできないけど、出てくる絵本など共感したり、図書館にリクエストしたりして、時間がかかった。最後の方には、訃報が多くなり、コロナはさらに拡大して、暗い年末年始の予感。明るい覚悟の心境には行けないよう。2020/12/20

hiromura

19
落合恵子さんは15歳年上。ラジオ時代は知ってるけれど聞いたことはなかった。文章はあちこちで読んでいるような。誰かが入退院するときに助けてくれる友人たちがいるっていいな。私には身近にそんな人はいない。やはり老後は故郷がいいのか。還暦なりたてなので、認知症や友人たちの死は身近ではないけれど、あと15年もすると、落合さんと同じような心境になるのかな。庭や食を大切にする暮らしはうらやましい。2020/10/04

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