ディープフェイクと闘う―「スロージャーナリズム」の時代

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ディープフェイクと闘う―「スロージャーナリズム」の時代

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022516411
  • NDC分類 070.14
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「フェイクニュース先進国」のアメリカをはじめ、イギリス、日本の研究者やジャーナリストへの取材を通じて見えてきた、その脅威とは。ハーバード大学、カリフォルニア大学など各地の大学で研究が進む最新の知見も紹介しつつ、多角的にリポートする。

内容説明

日米欧のトップランナーたちへのインタビュー取材から見えてきた、深刻化するディープフェイクの現実。

目次

プロローグ 「ディープフェイク」とのはてしない闘いが始まった
第1章 「フェイク」と「ヘイト」が結合した現実
第2章 大統領のつぶやきが世界を翻弄する―米国はいま
第3章 「信頼の可視化」を目指す挑戦と社会学者見田宗介の接点
第4章 「AI時代のジャーナリズム」と津田大介の七つの提言
第5章 民主主義とフェイクニュースの闘い
第6章 ネット上で「他者」と出会うための様々な試みとは
第7章 いまこそ「スロージャーナリズム」を

著者等紹介

松本一弥[マツモトカズヤ]
朝日新聞夕刊企画編集長、Journalist。1959年生まれ。早稲田大学法学部卒。朝日新聞入社後は東京社会部で事件や調査報道を担当した後、オピニオン編集グループ次長、月刊『Journalism』編集長、WEBRONZA(現「論座」)編集長などを経て現職。満州事変から敗戦を経て占領期までのメディアの戦争責任を、朝日新聞を中心に徹底検証した年間プロジェクト「新聞と戦争」では総括デスクを務め、取材班の同僚とともに石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞、新聞労連ジャーナリスト大賞を受賞した。早稲田大学政治経済学部や慶應義塾大学法学部では非常勤講師などとしてジャーナリズム論や取材学を講義した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tenorsox

3
朝日新聞の夕刊企画編集長が、フェイクニュースの脅威や最先端の取り組み等について国内外の学者やジャーナリストに取材&レポート。Amazonのレビュー欄は「フェイクニュースばら撒いてるお前らが言うな」的な厳しいコメントが並びフルボッコ状態だが、「ニュースを作っている側は圧倒的に白人」「メディアが何にもコミットしてないんじゃないか」「透明性のある主観」(←特にこれいいなと思った)「巨悪に挑むだけが調査報道ではない」等の(朝日或いは著者自身によるものではないが)的を得た問題提起や提案が多いように感じた。2019/12/07

Miki Shimizu

1
私のイメージは橋下さんくらいから。テレビで極論をぶつけて炎上商法的な。ウソでも目立てばいい!みたいなの、そら、マジメに良識的にやってたら太刀打ちできひん。ちゃんと調べて報道するスロージャーナリズム!もっと頑張って!そのためにも教育!なんだけど、なんかちょっとでも政府に反するようなことを言うとクビになりそうな世の中。いやー!2020/02/02

ジム

1
それぞれに正義がある以上仕方がない。2019/11/03

turutaka

0
いわゆる「アイコラ」的なディープフェイクと戦う話じゃ無い。タイトルに難あり。従来のフェイクニュースとそれに伴うヘイトへの対応が書かれているが、散漫な内容で構成が雑。そもそも朝日新聞系がヘイト問題を語る資格はあるのか。橋下元知事へのあの報道はどこがやったんだ?大手新聞社系列が思想の違いを理由にあんな差別問題を起こしておいて検証は一切無し。また「大本営」報道についても記者クラブ制度に守られているのにその言い草は無い。結局のところ大手メディアへの不信が現状を招いているのではないか?思い上がりが節々に見える。2020/06/20

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