人生是、途中なり

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022515858
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】著者のメールマガジンの人生相談を再構成し「恋愛篇」と「人生篇」の2冊に分けて書籍化。こちらは「人生篇」。演出家、作家、俳優、映画監督とさまざまな仕事をこなす著者が「仕事」「人付き合い」「生きざま」の悩みについて真摯に答える。

松尾スズキ[マツオスズキ]
著・文・その他

内容説明

25歳で「大人計画」を旗揚げし、多くの劇団員を育てつつ、エッセイや小説を書き、芥川賞候補となり、映画監督、俳優としても活躍、2018年、劇団と自身が30周年を迎える松尾スズキ(55歳)が、「仕事」や「人付き合い」「生きざま」の悩みに答えまくる“人生に効く”人生相談本。

目次

第1章 「働いていない時間のために働くべし」―松尾スズキ的“仕事に効く”問答
第2章 「何年かに1度、敵が現れるのが人生」―松尾スズキ的“人間関係に効く”問答
第3章 「生きるとは『死』が前提の負け試合」―松尾スズキ的“生きざまに効く”問答

著者等紹介

松尾スズキ[マツオスズキ]
1962年福岡県生まれ。作家、演出家、俳優、脚本家、映画監督。88年に「大人計画」を旗揚げし、97年『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』で第41回岸田國士戯曲賞を、2001年にミュージカル『キレイ~神様と待ち合わせした女~』で第38回ゴールデン・アロー賞・演劇賞を受賞。また、04年には初の長編映画監督作『恋の門』がヴェネツィア国際映画祭に正式出品。06年に小説『クワイエットルームにようこそ』が第134回芥川賞候補作となり、翌年には自身が監督し映画化。08年には、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞、10年に小説『老人賭博』が第142回芥川賞候補に、18年『もう「はい」としか言えない』が第159回芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aloha0307

25
前作は 大人の恋愛 が主題でしたが、今回は いかに生きるか...職場での生き辛さがのっぴきならぬup to my neck 己には、己だけでないのがわかって少しは安堵できました。不幸を90度転がして、別の角度から光をあて「おもしろ」を引き出す天才ですね 松尾さんは。「酒の席で仕事や人生の話を真剣にする人間のことをアホと呼んでいます」~その通りです。そんな話していいことなかったものな(自省)... 「生きることは 死 を前提の負け試合」~その真理にドキっ...2019/02/22

salvador

11
前回の恋愛相談はゆるっとした回答でしたが、今回は真面目な回答。生きるって大変だなと思うような悩みから、知り合いには言えないけど気になる小さな悩みまで多種多様。松尾さんの視点が面白くてなるほど!となる回答もあって楽しめた。きれいごとばかりでなく人間らしくて響くのでしょう。ちょいと怠けてもがきながらも、真面目に働いて生きていくのが程よいと思った。自信をもつ場所を見つけるのが大事、というのが刺さった。2021/02/12

ぽー

5
またも松尾スズキの人生相談ものだけど「ふざけながらしか話せない関西人」やら「話すのも人の話すのを聞くのも苦手」など質問自体がネタ。大河に出たくなったからとクドカンに年賀状書いた事いまは失敗したと思ってるのでは…2019/05/08

江藤 はるは

4
事実は小説なり。 人生をノベライズしていこう。2019/11/23

Yasutaka Nishimoto

4
人生相談。ふざけてではなく、親身に答えたものが多い。本のデザインに不満。著者の回答そのままを抜き出して、同じページに大きなフォントで載せることに意味があると思えない。2019/02/13

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