出版社内容情報
統計分析が社会学や心理学、教育学、マーケッティングなど実地に使える入門書。文系向けに難しい数式はすっとばし、実際にソフトを動かしたり、実地調査の結果を読み解いたりしたいニーズに応える。統計ソフトSPSS対応。ロングセラーのリニューアル版。テレビでもお馴染みの社会学者、古市憲寿さんが入門者としてソフトを動かす。あとがきを本田由紀・東京大学大学院教育学研究科教授が執筆する。
内容説明
難しい数式は、スッ飛ばし中学程度の数学で。須藤&古市のかけあい解説が、簡単!おもしろい。統計ソフトSPSS対応。
目次
序章 統計分析へようこそ
第1章 クロス集計の基礎
第2章 クロス集計の応用
第3章 相関分析
第4章 分散分析
第5章 重回帰分析
第6章 ロジスティック回帰分析
第7章 多項ロジスティック回帰分析
第8章 交互作用の検証
巻末対談
著者等紹介
須藤康介[スドウコウスケ]
明星大学教育学部准教授。1983年10月東京都生まれ
古市憲寿[フルイチノリトシ]
慶應義塾大学SFC研究所上席研究員。1985年1月東京都生まれ
本田由紀[ホンダユキ]
東京大学大学院教育学研究科教授。1964年12月徳島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ホシ
17
古市氏はいけ好かない感じのする人ですが、期待していた以上に良い本でした。統計学の何たるかを概説するとともにSPSSの使い方を実践を通して解説します。数式はほぼなく、Σを見ただけで謎の動悸がする私にとっては大変分かりやすい本です。多変量解析も概念だけは理解できました。同時に「これはまだ手を出さない方がいい」とも思いましたね。変数の種類を見極め、従属と独立を間違えないようにし、クロス集計から始める、これが今の私が身につけるべき事かな。2018/11/02
だ~しな
2
これ出来ればSPSS開きながらやった方がいい書籍でしたね。 実際の統計学の専門家らしく、どこの数値を注目し、気にしなくていい箇所はどこかと分かりやすく説明されているのでどこを重点してきにするかはわかりやすい。古市さんが素人のおかけで専門性に行きすぎていないのもある。 まだ身についた自信はないが、なんとなくの見方はわかった気がする。 2019/08/18
gontoshi
1
統計分析の用語が少し分かったような気がします。 また、世の中で出ている統計も適切でない物が 多くあるような気がします。2020/01/04
かいざん
1
難しい!!2019/03/07
OfuOfu2612
0
基本的な統計分析のいくつかを分かりやすく解説。ただ、自分にとってはちっとも分かりやすくなく、それなりに頭を使って考えないと理解できないレベルの内容だった。初めから大ざっぱに理解しようと思って読めばそこそこ理解できるが、そうなると今度は細かいところが疎かになって、わざわざこういった類の本を読む必要もないのかなとも思う。統計の専門用語をある程度理解してからの方がより頭にすっと入りやすいと思う。2022/02/23