出版社内容情報
「選択的発達者であるぼくの脳は過敏であると同時に、ひどく興奮しやすくも出来ている。危機的状況に置かれたときの人間と一緒だ」愛妻家で発達障害を抱えた恋愛小説家の、日々追想発作に苛まれるスリリングで感傷的な日常を描く、刺激的な「私小説」。
内容説明
「発達障害」で、愛妻家。極端な平和主義者で、ずっと病人。これは、平均から大きく外れている項目がたくさんある男の物語。
目次
目覚め
熱帯雨林
ぼくは欲情する
フルタイムの病人兼小説家
一千年眠りたい
選択的発達者
世界は怖すぎる
危ないよぉ!
世界の終わり
インターバル式執筆法〔ほか〕
著者等紹介
市川拓司[イチカワタクジ]
1962年東京生まれ。作家。2002年『Separation』でデビュー。03年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化・テレビドラマ化され大ベストセラーとなり、一躍恋愛小説の旗手として支持される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 狙われた令嬢【分冊】 11巻 ハーレク…