出版社内容情報
昨年7月に亡くなった著者が亡くなる直前まで連載したエッセイ。老いていく現実に、身体と心はどう立ち向かい、どうその日をむかえたか、率直な気持ちが綴られている。家族や秘書など、著者を支えてきた人々からのコーナーも。
内容説明
はじめての車椅子、誕生日を迎える喜び、先に亡くなった妻への思い。101歳からの変化を、自らの言葉で、率直に―。自らの老いと死を受けとめながらどう「前を向いて」過ごすか。105歳、亡くなる直前まで書き続けた、最後のエッセイ。朝日新聞「be」連載「あるがまゝ行く」より選りすぐりの44本。
目次
一〇一歳 常に前進あるのみ(一〇一歳の誕生日、二つのサプライズが用意されていました;私の椎骨骨折闘病記 ほか)
一〇二歳 車椅子という相棒を得て(移動は格好の執筆時間です;超過労の私を悪夢が襲いました ほか)
一〇三歳 身体の老いを物ともせず(誕生日、車椅子をフル回転で!;小さな虫の死について思ったこと ほか)
一〇四歳 いま思い出すこと(一〇四歳、私の状況を検証してみます;誕生日を迎えるよろこび ほか)
一〇五歳 最後まで、あるがまま行く(いのちという宝船に乗って;しーちゃんとたみちゃん ほか)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生まれ。37年京都帝国大学医学部卒業。41年聖路加国際病院の内科医となる。聖路加国際病院名誉院長、学校法人聖路加国際大学名誉理事長、名誉学長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長を歴任。99年文化功労者、2005年文化勲章受章。2017年7月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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