マツコの何が“デラックス”か?

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マツコの何が“デラックス”か?

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  • サイズ B6変判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022515193
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0070

出版社内容情報

「共感・伝える力」の見事さにおいて、いまマツコ・デラックスを超えるタレントがいるだろうか? 「食べる」「装う」「懐かしむ」……『中居正広という生き方』が話題になった気鋭の社会学者が、マツコを象徴する「動詞」に着目し、その唯一無二の魅力に迫る。

内容説明

人気者でも挑戦者、最前線でも古典的。いま日本がマツコ・デラックスを求める理由がここにある!

目次

なぜマツコだけが、“デラックス”か?(マツコ・デラックスとナンシー関;マツコ・デラックスと女優願望 ほか)
第1部 マツコの「ルーツ」に迫る(マツコ、懐かしむ―マツコの“時代感覚”がデラックス!;マツコ、彷徨う―マツコの“心”がデラックス! ほか)
第2部 マツコの「衝動」に迫る(マツコ、食べる―マツコの“食いっぷり”がデラックス!;マツコ、妄想する―マツコの“想像”がデラックス! ほか)
第3部 マツコの「仕事」に迫る(マツコ、コメントする―マツコの“視点”がデラックス!;マツコ、演じる―マツコの“演技”がデラックス! ほか)
だからマツコは“デラックス”(「原点回帰」のひと;「セクシー」とはなにか ほか)

著者等紹介

太田省一[オオタショウイチ]
1960年生まれ。社会学者、著述家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本の関係が研究および著述のメインテーマ。それを踏まえ、テレビ番組の歴史、お笑い、アイドル、ネット動画などメディアと文化に関わる諸分野、諸事象について執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

6
まず本のデザインが図抜けていい。タレント本にもかかわらず社会学の棚に置いてあってもおかしくない。あれほどの異形がお茶の間に現れた時点で誰もが腰を抜かすに違いないはずなのに、気づけば私たちは驚くほどマツコを自然に受け入れてしまっている。なので本書で改めて木村拓哉と同じ高校に通っていた団塊ジュニア世代と聞かされ二度びっくり。社会学者が個の人格を主題に一冊本が書けてしまうというのも考えてみれば恐ろしい話で、著者はそのくせ今年東大出版会から出た編著にTVの素人の扱いについて平気な顔で論文を書いていたりするのだ。2018/04/26

nonicchi

5
図書館本。楽しみに待って読みましたが、マツコフリーク(?)の私にとっては、既知の内容がほととんど。楽しく読めましたが、食い足りなかった。マツコが絶大な影響を受けたであろう母親について、もう少し踏み込んでほしかった。2年前に亡くなり、女性誌にすっぱ抜かれるまで公にされなかった「マツコの最も愛する人」。マツコが一切語らないあたり、マツコの哀しみの深さを思い知らされるのだが…。2018/04/18

チョコモカ

3
本の装丁がとても魅力的で、どんなマツコの素敵な話が書かれているのかと期待がふくらんだが・・・社会学者の方の解説は余り魅力的では無かった。2020/04/02

みにころ

2
今じゃいつでもどこでも誰もが知る存在のマツコさん。その存在やスタンスをエピソードを交えて社会学者が論ずる。私たちがなぜ彼女を歓迎するのか、が見えてきた。自分の存在、性癖を受け入れて生き様を晒す覚悟。人はどんな風に堕ちて生きても、それが己であるなら、露悪的という意味ではなく隠さず存在できる強さ、客観出来る理性。カッコいいと感じるわ。2019/06/20

らむね

1
マツコの存在を哲学的に説いた本。今では少し落ち着いたけど一時期のマツコは凄かったよねえ2025/01/30

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