出版社内容情報
還暦を迎えた女優・大竹しのぶ。舞台に映画に大忙しの日々の合間に書き綴った人気エッセイ第2弾。忘れえぬ人々との思い出や共演者たちとのエピソード、95歳の母や2人の子どもら家族との日常、明石家さんまさんとの出来事が温かな視線で描かれる。
内容説明
還暦を迎え、ますます充実!朝日新聞連載中の人気コラム、第2弾!
目次
第1章 優しい人たちに囲まれて
第2章 生活の中にある小さな喜び
第3章 全部抱えながら生きてゆこう
第4章 今日の日をありがとう
第5章 私の身体の中にあるDNA
第6章 還暦の私が14歳の少年に!?
著者等紹介
大竹しのぶ[オオタケシノブ]
1957年7月17日生まれ。東京都出身。1974年「ボクは女学生」の一般公募でドラマ出演。1975年映画「青春の門‐筑豊編‐」ヒロイン役で本格的にデビュー。同年、朝の連続テレビ小説「水色の時」に出演し、国民的ヒロインとなる。映画、舞台、テレビドラマ、音楽等、ジャンルにとらわれない活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
89
まだまだ新聞連載で続いている大竹しのぶさんの2冊目のエッセイ集です。何気ない毎日のことがつづられているのですが、読んでいて暖かな気持ち、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。私は彼女の最近の劇は見ていないのですが昔からファンの一人です。最近は杉村春子さんの専門だった「女の一生」を演じられているようでみたくなりました。2022/10/16
くろにゃんこ
43
還暦を迎えたしのぶさんのエッセイ。高齢のお母さまとのこと、今の日本のこと、子育てを振り返ったり、仕事のことなどとても読みやすく魅力溢れる人です。もっと読みたい(*^_^*)2018/04/27
おれんじぺこ♪(16年生)
30
還暦を迎えたとは思えないキュートな大竹しのぶさんのエッセー(これは、第2弾だそう) 。しのぶさんの人柄がそのまま1冊になってる(エッセーだから当たり前か•笑)誰にでも分け隔てなく等身大のしのぶさんで接してくれて、小さな出来事ことでもしっかり覚えていて。彼女の周りに素敵な人が集まるのが納得できるエッセーでした。舞台で観る彼女の独特なオーラはどこから来るんだろ、って思ってたのも納得できる1冊。2018/05/08
むつこ
25
エッセイ集。TVで観るまんまの会話というか文章でわかりやすく、頭のいい人だなぁと思った。家族の話が特に良い、自慢するわけでもなく、素直な目線で淡々と語るのが心地よい。この人も人たらしだなぁ。2023/10/08
やどかり
25
今回のエッセイも仕事や旅の話もあるが、やはりいいのは家族と今まで関わってきた人たちとの話。山崎まさよしさんが彼女のために作った「どうか私でいられますように。私が私であればいい。」という歌詞がいいな。また、舞台「にんじん」の中の歌詞「昨日までの一人じゃない。ボクは選んで一人だ」が心に残る。私もそんな気持ちで前を向いて生きていきたい。ご家族の仲がよくて、素敵な家族の中で育てられたのだろうと思う。二人の子供たちも心豊かに育っている印象。人との関わりを大事にし、明るいのがいいな。この人のエッセイまた読みたい。2022/12/04