出版社内容情報
迫り来る国債暴落の日に備えよ!ビットコインはゴールドになるのか。日本国債の暴落を警告したユダヤ人の国際弁護士が明らかにする。
内容説明
日本円が信頼できるというのは幻想に過ぎない!ビットコイン決済が当たり前となったいま、いますぐ未来の変化に対応する術を身につけよ!
目次
第1章 ビットコインの登場で世界史が変わる
第2章 円も、ドルも、フィアット・カレンシーはかくも不安定なもの
第3章 今、世界が注目する「デジタル仮想通貨(クリプト・カレンシー)」
第4章 「ニセ札と戦ってきた歴史」は終焉を迎える
第5章 ビットコイン、その安全性に迫る!
エピローグ 「サトシ・ナカモト」の正体
著者等紹介
石角完爾[イシズミカンジ]
京都大学在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格。同大学を首席で卒業後、通商産業省(現・経済産業省)を経て弁護士に。ハーバード大学ロースクール修士号取得、ペンシルバニア大学証券法修士課程修了。1978年ハーバード大学ロースクール博士課程合格。ニューヨーク、ウォールストリートの法律事務所シャーマン・アンド・スターリングを経て、現在、東京の千代田国際経営法律事務所所長、代表弁護士。ベルリンのレイドン・イシズミ法律事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
38
「サトシ・ナカトモ」の謎めいた正体がわからない。ビットコインの不正侵入が、まったく不可能だと言われてる根拠がわからない。しかし、アフリカでクリプトカレンシーが広まったことはよくわかる。確かに電子マネーでなんでも済む時代。ビットコインは、電子マネーではないようだけど。その違いがよくわからない。はぁー2017/06/22
Jiemon
6
一番知りたいことが書かれていない。現在使われているお金の価値が、政府の発行のし過ぎで、どんどんと下がっていくのは分かる、金(きん)の価値が普遍なのも分かる。しかし、そもそもビットコインコインを金(きん)と同じ位置付けで見ることができる意味が分からない。ビットコインを持つためには、ビットコインコインを掘り出すってどう言うこと? 金なら分かる。しかし仮想通貨をどうしたら掘り出せるのかチンプンカンプンだ。と、言う訳で、何処に将来性があるのかも全く理解できず。他の本で勉強するしかないか。2017/09/29
二階堂聖
6
円は金に対して価値が下がり続けているわけで非常に不安定だ→ビットコインは発行上限が決められていて、金と同じである。だからすげえという話なわけだけれど、あまりにビットコインすげーよ本すぎて、ちょいとひいてしまうところもあった。あと、金貨と同じなら金でよくないかと。『実はクリプト・カレンシーは、人類の歴史上で最も偽の通貨を作りづらいシステムだと言われている。(P112)』2017/08/16
hiro2030
5
既存通貨の不安を煽ることで、ビットコインの有利性を主張しているが、hiroが知りたかった肝心なところは答えてくれてないし、意図的に説明をはぐらかしている。金と同様の希少性があると主張するが、金は希少性とともに、その輝きが人類を魅了してきたわけで、コンピューターが作り出したビットコインが安全で価値があるといわれてもねぇ。。そのようなものに万人が共通の価値があると認めれば、既存通貨と並立することも可能とは思うが、そんな時代はくるのだろうか。ただブロックチェーン技術の応用は、新しい未来を切り開く気がする。2017/08/17
小木ハム
3
時流のため購入。信用を紙化したか情報化したかの違いなので別にどちらでも良いのだけど、実体のないものにはあまり踊らされないようにしたい。早い話がブロックチェーンを利用すると、データを直接手渡しするのとほぼ同じ事になり、現金(ビットコイン)の場合は間に存在していた銀行=手数料が不要になるということ。資源となるブロックを掘り出す作業をマイニング(鉱山採掘)と言い複雑なPC処理の産物なんだとか。1ブロック=25ビットコインで約185万円相当。ちなみに現在は物凄く高騰しててびびる。2017/11/19