花天の力士(ちからびと)―天下分け目の相撲合戦

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花天の力士(ちからびと)―天下分け目の相撲合戦

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022514523
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【文学/日本文学小説】藤原道長が栄華を極めた平安時代──。妖刀鬼切を自在に操る豪傑・渡辺綱、役小角の体術を駆使する美少女・鹿毛葉、野見宿禰の生まれ変わりといわれる天童・出雲、そして最強の陰陽師・安倍晴明らが、超常的な相撲合戦を舞台に大活躍する時代活劇ファンタジー!

天野行人[アマノユキト]

内容説明

藤原道長が栄華を極めていた平安時代―。政敵の右大臣藤原顕光の姦計にはめられた左大臣道長は、例年内裏で行われる相撲節会において、それぞれが選んだ最強の相撲人による決闘を約束させられる。顕光は必勝を期して、怪しき呪術を使う異能の力士・獲麟を準備していた。困った道長は、最強の相撲人を召し出す役目を安倍晴明に託する。晴明は頼光四天王のひとり渡辺綱を従者に1千年前の垂仁天皇の御世に行われた七夕相撲伝説に登場する勇者・野見宿禰の子孫が暮らす秋篠の里を訪れるが…。妖刀鬼切を自在に操る渡辺綱、役小角の体術を駆使する美少女・鹿毛葉、野見宿禰の生まれ変わりといわれる少年力士・出雲、そして最強の陰陽師・安倍晴明らが繰り広げる痛快時代ファンタジー!

著者等紹介

天野行人[アマノユキト]
コピーライターで、『花天の力士―天下分け目の相撲合戦』が初の小説作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ポチ

49
読友さんより!野見宿禰と当麻蹴速の相撲対決に端を発した、子孫達による戦い。安倍晴明も手助けをするのだが、老人のためか鷹揚に構え過ぎて焦る場面も!。物部氏や銅鐸、神武の東征など、さらっとだが分かり易く物語に取り込んでいて面白く読了(^^)2017/06/16

サケ太

10
舞台は平安。毎年内裏で行われる相撲節会にて、政敵同士である藤原道長と藤原顕光は、それぞれが選んだ最強の相撲人による決闘を行うことに。藤原道長は怪しげな術を使う顕光側の相撲人獲麟を目撃し、安倍清明に最強の相撲人探索を依頼する。渡辺綱とともに伝説の相撲人、野見宿禰の子孫が暮らす秋篠の里を訪れる。そこで、野見宿禰の生まれ変わりとされる少年力士・出雲と出会う。役小角の体術を駆使する鹿毛葉らとともに、千年以上前の出来事に端を発する陰謀、野望へと立ち向かう事となる。敗者は悪者か。本当の歴史は。新鮮で面白かった。2017/02/15

カタバミ

1
あらすじに書かれた人物の他にも様々な歴史の人物が登場しておもしろかったです。また、舞台は平安時代でも、古事記にもある場面や人物の名前が出てくるところもよかったです。2017/11/13

月式

1
絶頂少し前の藤原道長の権力争いをベースに相撲合戦という名の呪術争いが繰り広げられる平安ファンタジー。アンチエイジングに成功している晩年の安倍晴明とか頼光四天王とかツンデレニンジャとか怨霊としてノリノリの道真公とか盛りだくさんですが、メインは神事としての古代相撲四股パワーの万能さと朝鮮系呪術の禍々しさ。2018/01/17

ほにょこ

1
★★★☆☆ 安倍晴明とかが活躍する平安時代ファンタジー。 雰囲気はでていますね。描写もうまくて読みやすいです。 これは朝日時代小説大賞の最終候補作だったそうです。大賞も読んでみよう。 2017/03/21

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