反骨―翁長家三代と沖縄のいま

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反骨―翁長家三代と沖縄のいま

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022513908
  • NDC分類 312.199
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】かつて保守本流だった現知事・翁長雄志。彼を突き動かす根はどこにあるのか。彼が語る祖父・父と沖縄戦の関わりから、一族と沖縄史が二重写しに見えてくる。本土・沖縄・米軍、三すくみの中、現役TBS記者が沖縄人のまなざしに迫り、解決の糸口をさぐる。

松原耕二[マツバラコウジ]

内容説明

祖父は息子の眼前で戦死、苛烈な沖縄戦を生き抜いた父は、遺骨収集に奔走、米軍政府と対峙した。翁長知事を突き動かす苛立ちの根はどこにあるのか。一方で米兵たちはいまの沖縄をどう見ているのか。20年以上にわたり沖縄を見つめ続けてきたTBS記者が「基地の中と外」を追った。

目次

第1章 翁長家と沖縄戦
第2章 米軍政府と戦った父・助静
第3章 保守本流政治家・翁長雄志
第4章 翁長“変節”の真意
第5章 知られざる米軍兵士の本音
第6章 ボールは日本政府側にある

著者等紹介

松原耕二[マツバラコウジ]
1960年生まれ。早稲田大学卒。84年TBS入社。「筑紫哲也NEW23」「報道特集」ディレクター。97年から2001年まで「ニュースの森」のメイン・キャスター。4年間のニューヨーク支局長を経て、帰国後10年より「NEWS23クロス」メイン・キャスター。15年から「週刊報道LIFE」メイン・キャスターを務めている。14年に「フェンス~分断された島・沖縄」で第40回放送文化基金賞テレビドキュメンタリー番組優勝賞受賞。小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

36
オール沖縄体制を作り出した翁長知事。自民党保守派のど真ん中を歩んできた政治家が、なぜ辺野古移設反対へ舵を切ったのか。変節の理由を探ろうとしたのが本著。「沖縄は日本に操を尽くしてきた」「本土は一顧だにしない」というウチナーンチュの底流にある思いを掬い上げているから、なんでしょう。本土のような単純な保革闘争ではなく、現実と理想の狭間で揺れてきた複雑な沖縄の政治史を踏まえなければ、理解は難しいです。あの菅官房長官と翁長知事が法政大学で学生時代が重なっていたという事実はなかなかトリビアでした。2017/08/20

Y_Kuroyanagi

0
20161114ー201611202016/11/20

ふら〜

0
沖縄も日本政府も駐留している軍も疲れてるよね。思考停止とまでは言わんけど、解決の糸口すら見つけるのは時間かかりそう。2016/10/23

ふじお

0
こんなに祭り上げていいのか2016/09/20

ぽこにゃん

0
あっという間に読了。 また読むだろうと思う。2018/11/25

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