マンガで伝授 課長のための「君主論」

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022513625
  • NDC分類 311.6
  • Cコード C0034

出版社内容情報

マキャベリが著し、1532年に刊行された『君主論』。分裂状態にあったイタリアを統一するために理想の君主像を描いた同書は、目的のためには手段を選ばない非情さから悪徳の書と言われつつも、500年近く読み継がれてきた。そのエッセンスを、課長のためのリーダー論として、マンガで伝授する。

内容説明

中堅菓子メーカー、オダックで商品開発に携わる木ノ下秀斗。37歳で課長に昇進するが、リーダー向きでない自分に自信が持てない。オダックもここ数年は、少しずつ売上が減少するジリ貧の状態…。そんな中、経営改革のために外資系メーカーから、武智光希が女性取締役としてスカウトされてくる。彼女が矢継ぎ早に進める改革の奥には、「君主論」の教えがあった!

目次

第1章 課長も君主?
第2章 君主は冷酷!?
第3章 君主の仕事術
第4章 君主の「アメとムチ」
第5章 「国」を守れ!
第6章 運命と力量

著者等紹介

マキャベリ,ニッコロ[マキャベリ,ニッコロ] [Machiavelli,Niccolo]
1469~1527。フィレンツェに生きた政治思想家。29歳でフィレンツェ政府の書記官に。当時のイタリアには統一国家がなく、フィレンツェもドイツやフランス、スペインなどの強国に常に狙われていた。彼はそんな状況の中で外交交渉や軍事交渉で活躍するが、43歳の時に冤罪で失脚。失意の中で自分自身の政治的経験と、チェーザレ・ボルジアなどの君主の盛衰を多数見聞した経験から「君主論」を著す。彼はこの書によって次の仕官先への売り込みを図るが、それは叶わなかった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホッパー

52
漫画で君主論のエッセンスを感じてみようという趣き。課長が直面する困難を、君主論一本でなんとかしようというストーリーは面白かった。助けてくれマキャベリ!というセリフがキャッチー。2023/04/09

じらーるぺるご

3
やけに読みやすそうなマキャベリ。 ついつい読んでしまいました。 課長になったばかりのサラリーマンが 「君主論」を参考に いろんな難題を乗り越えていきながら学べる本でした。 何度も読んでいるマキャベリの君主論ですが これはものすごくわかりやすかったと思いました。 恐怖で支配する方がいい。 力の強いものと組んで戦ってはいけない。 他国や傭兵に頼ってはいけない 自分の人材を育てること あらためて頭にすーとはいってきました。2016/05/10

tsune105

1
マキャベリ「君主論」の漫画。中間管理職としてありえそうなストーリーなので読みやすい。リーダーシップの名著をあっという間にエッセンスを読める。2017/04/27

カンベ

1
感想☆リーダーはリアリストであるべき   ☆成果を出せば、どんな手段でも正当化される。   ☆冷酷に感じる部分があるが、事実が書かれてある。   ☆当時のイタリアは小さな国が集まって出来ていて、    他国から領地を狙われる恐れがあった。   ☆当時の背景を知って、読むことが大切だと思います。 これからの自分へ   ☆容易に強者と手を組むのはさける   ☆組織の存続を考えることを優先し、不要な恩情はかけない。 みなさんはどう感じましたか?ぜひ教えてください。2016/04/18

0
愛されるより、恐れられるほうがはるかに安全だ/結果さえ良ければ、手段は常に正当化される/危害を加えられると思っていた人から恩恵を受けるとよりいっそうの恩義を感じる/君主は常に人の意見を聞かなくてはならないが、それは他人が言いたい時ではなく、自分が聞きたい時だ/彼らに尋ね、意見を聞いたあと、自ら判断を下す/戦争は避けられない。尻込みして先送りすれば、相手が得をするだけだ/この世のことは運命と神によって支配されている。運命は変転する。冷静に行動する人間よりも、荒々しく大胆な人間の方が、運命を支配できる。2023/01/30

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