ゲバラの実像―証言から迫る「最期のとき」と生き様

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ゲバラの実像―証言から迫る「最期のとき」と生き様

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022513618
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】朝日新聞国際面で連載された「ゲバラの実像」の書籍化。ゲバラの最期を知る元CIA工作員の証言や、家族・友人など、ゲバラと関係の深い当事者たちの証言から、伝説の革命家の人物像を掘り起こす。ゲバラが今も世界の人々を惹きつける理由とは……。新たなゲバラ像が見えてくる。

内容説明

死後半世紀近くがたっても、いまだに論争を呼び起こす「チェ・ゲバラ」とは何者か。いまも世界の人々を惹きつける理由とは。元CIA工作員、元ボリビア軍大尉、末弟、親友、娘…数々の証言から浮かび上がる“カリスマ”の人物像。

目次

第1部 「ゲバラの死」(元CIA工作員の証言;元ボリビア軍討伐隊長の証言;元ゲリラたちの証言)
第2部 「ゲバラを支えた者たち」(ゲバラに共感する理由;同僚・部下たちの証言)
第3部 「残された家族の物語」(末弟・マルティンの証言;親友たちの証言;娘・アレイダの証言)
第4部 「いまも生きるゲバラ」(医療・教育現場に残る遺産;ゲバラが世界に与えた影響)

著者等紹介

平山亜理[ヒラヤマアリ]
朝日新聞ロサンゼルス支局長兼ハバナ支局長。米国とキューバの国交正常化交渉や、米国の乱射テロ事件などを取材。ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。幼い時は4年間、エジプトで過ごす。高校2年生の時、1年休学してブラジル留学。上智大学フランス語学科卒業。在学中フランスに1年留学。1995年朝日新聞社入社。甲府支局、秋田支局を経て、東京社会部。2007年から1年間、キューバのハバナ大学に語学留学。08年にサンパウロ支局長、11年にはハバナ支局長を兼任。その後、社会部武蔵野支局を経て、14年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ASnowyHeron

28
ゲバラはテロリストなのか? 革命家とは? この本を読んでゲバラの人柄がわかったとは言い難いが、ゲバラを知っている人の話は貴重だ。恥ずかしながら、ゲバラが来日したことがあったのも初めて知った。『モーターサイクル・ダイアリーズ』も観てみたい。2016/07/06

三枝

4
サブタイトルのとおりゲバラ最期のときに、実際にその場に居合わせた人物達のインタビュー。これがこの本の肝なのかな。裁判にもかけられず処刑された経緯が書かれている。名誉よりも理想を追い求めた男。現在でも、その志は生き続けている。私は、ゲバラを扱った映画を何本か見たことはあったが、著作を読んだことがなかった。今も人々を惹きつけるなにかを、もっと知りたい。2016/06/14

^ ^

0
地位や名誉にとらわれず、家族と離れてまでも自分の信念に生きた偉大な人物であった。その生き様は現代においても多くの人に影響を与えている。2017/04/01

mokutan

0
ゲバラって、革命家なんだよね。というざっくりとしか知らない状態で読んだので色々学べました。アルゼンチン人で、医者で、全ての人に無償で医療を、という理想を抱いていた人だったとは、恥ずかしながら知りませんでした。他の書籍で、もう少し学んでみたいです。 2020/10/10

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