江戸文様こよみ

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江戸文様こよみ

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  • サイズ A5判/ページ数 217,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784022512550
  • NDC分類 753
  • Cコード C0072

出版社内容情報

【芸術生活/写真工芸】太平の世、江戸では人々が、着物や持ち物に自在に文様をほどこし、見事な文様が次々に生まれて暮らしに潤いを与えた。江戸更紗収集家が膨大なコレクションから約400点の文様を季節ごとに並べて解説し、江戸人の暮らしと文様のかかわりを解き明かす。

内容説明

町人文化の中で一挙に花ひらいた文様の世界、文様歳時記。身近な植物・動物・気象・行事などあらゆる物をシンボル化した江戸人の絶妙な美意識―世界にも稀な文様の世界をそれを生んだ人々の暮らしと共に紹介する。

目次

新年(松―枯れて落ちても二人連れ;竹―吉祥文様であり、生活道具 ほか)
春(桃の節句―幕府が定めた五節句;潮干狩り―江戸時代のレジャー ほか)
夏(雨―天からの恵み;傘―庶民のステイタスシンボル ほか)
秋(重陽の節句―日本人の心をとらえた花;雁―幸せを運ぶ渡り鳥 ほか)
冬(雀―人間に身近な鳥;道具―職人の時代 ほか)

著者等紹介

熊谷博人[クマガイヒロト]
1941年生まれ。多摩美術大学油科卒業。出版社に五年間勤務の後ブックデザイナーとして独立し、画集、文芸書、詩集、句集などの装丁レイアウトを行う。装丁の他に「和更紗」や「染め型紙」を蒐集、調査し、江戸時代の文様を中心に展示や講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリーピージーン

14
文様は知っていてもその呼び名を初めて知ったものがたくさんありました。てぬぐい好きの私としては、本当に魅力的な柄がいっぱいで目移りします。栗、柿、臼、鋏をちりばめた小紋柄の名前が「猿蟹合戦」。なんておしゃれで粋なのでしょう!これが一番気に入った柄でした。古典文学や古典芸能をよく知るようになると、絵柄ももっと楽しめるでしょう。西洋のテキスタイルも素敵であこがれるけど、古くからの日本のセンスはやはりしっくり自分の感覚になじみます。2015/05/22

オカリ

3
アルパカとコラボできないかと、和柄を探し中。日本の模様ってとても魅力的。北欧柄が好きなんだけど、和柄は近い物がある。シンプルかつ意味がある。2015/02/21

高宮朱雀

0
和柄のクロスステッチの参考にしたくて購入。 四季毎の模様や吉祥文様、模様から風俗も見えて来て楽しい一冊。 これからまた熟読します。

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