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だいすきなおばあちゃん

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24cm
  • 商品コード 9784022511614
  • NDC分類 E
  • Cコード C0793

出版社内容情報

【文学/日本文学小説】日野原先生、102歳の絵本作家デビュー。いつもおばあちゃんといっしょのマリちゃん。でも、だいすきなおばあちゃんはだんだん体が弱って……。長年いのちを見つめてきた先生が、子どもがはじめて経験する「別れ」を描きます。

内容説明

マリちゃんには、だいすきなおばあちゃんがいます。おばあちゃんは、指のお話をしてくれたり、おはしの持ちかたを教えてくれます。でも、おばあちゃんはだんだん体が弱って…

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生まれ。37年京都帝国大学医学部卒業。41年聖路加国際病院の内科医となる。現在は一般財団法人聖路加国際メディカルセンター理事長、聖路加国際病院名誉院長、財団法人ライフ・プランニングセンター理事長を務める。99年文化功労者、2005年文化勲章受章

岡田千晶[オカダチアキ]
大阪府生まれ。セツ・モードセミナー卒。絵本作家、イラストレーター。ボローニャ国際絵本原画展2010ほかの入選、入賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

141
ありがとう、だいすきな、おばあちゃん。医学者であり数多くの本も出版している日野原重明さんが、子どもの頃を思い出しながら書いた絵本。いのちとは、老いて若返るとは、最後まであるがまま。何度もこの方の本に救われた。一緒に歩いた道、大きくてやわらかな手のぬくもり。いつもやさしかった。お日様のあたる縁側で、ずっと一緒にいた、おばあちゃん。この指なんで薬指っていうの。たくさんのお話をしてくれた。お箸の持ち方はこうよ。視線を合わせてにっこり笑って教えてくれた。目を閉じると浮かんでくる、おばあちゃん。ずっと忘れないから。2025/02/24

29
大人になってからおばあちゃんの世代の人を見るとさほどおばあさんっぽくなく、まだ若いなぁって思うのですが、子供から見たおばあちゃんってこういう絵のイメージであったかくて優しくて物知りな存在です。私も亡くなった祖母を思い出してしまいました。2016/04/17

emi*

27
本屋さんにて。日野原重明先生の尊いお話に、この絵はとても合っていると思った。このおばあちゃんのような幕の引き方、理想です。2014/04/07

湘子

17
日野原さんの子供時代を思い出しながら書かれた絵本とのこと。マリちゃんと、そのやさしいおばあちゃんとの思い出がいっぱいのお話。日野原さんは「人間はいつか死にます。子供たちがその世話に参加し、その瞬間に立ち会うことで人が死んでいくなりゆきをよく理解してほしい。そしておしえてもらったたくさんのことに感謝し、心からありがとうと伝えてほしい」そんな気持ちでこのお話を書かれたそうです。忘れちゃいけないことに気づかせてくれる絵本でした。2016/06/12

海(カイ)

15
日野原重明先生、102歳の絵本作家デビュー!マリちゃんには大好きなおばあちゃんがいます。 いろんなことを教えてくれたおばあちゃんが・・・子どもがはじめて経験する、大切な人との別れ。 大好きな岡田千晶さんの絵が、優しさを感じさせてくれます。2014/05/30

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