出版社内容情報
【文学/日本文学】NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」のレシピブック第二弾。牛すじカレーや柿の葉寿司、うま介の特製ジュースなど、ドラマに登場する絶品料理の数々をドラマのエピソードと共に紹介します。当時の食事情や料理のコツがわかるコラムも充実。
内容説明
作って、食べて、あの感動がよみがえる!アイスクリン、カレーライス、柿の葉寿司、ステーキ、節米料理、牛肉のうっすいかつ、カレーうどん、蛸飯…。昭和初期の華やかな食卓から戦時中のごはんまで。
目次
第1章 家族の味、ふるさとの味(関東煮;すき焼き ほか)
第2章 想いを伝えるあの一品(アイスクリン;差し入れ弁当 ほか)
第3章 「ごちそうさん」と呼ばれて(ステーキ;じゃがいもと油揚げのご飯 ほか)
第4章 「ごちそうさん」が聞きたくて(カルメラ;餃子鍋 ほか)
著者等紹介
広里貴子[ヒロサトタカコ]
大阪生まれ。ごちそうプロデューサー。大阪あべの辻調理師専門学校料理講師を経て、kichoを設立。大阪の食を追究し、商品開発・提供、料理教室の講師などを行いながら、大阪はじめ、関西の食のPRに努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絳楸蘭
32
料理1つ1つを見るたびにドラマの内容を思い出して目が潤んでくる。写真とともに書かれているセリフがまたいい。食育ってこういうことだと教えてもらった半年を振り返ることができる。2014/03/28
tera。
31
ドラマの時代背景が戦争へと進んでいたので、贅沢な材料を使えていた1とは違い、エイや代用食のレシピが興味深かった。基本的には白いご飯派なのだけど、表紙の蛸飯が美味しそうで作ってしまった。食べないと生きられない、そこはいつの時代でも変わらないことだから、平和な今に感謝して全ての食材を大切にしないと。うま介のおもしろメニューの「よしだ汁」絶対不味い気がするんやけど、どうなんでしょう。2014/10/11
なるみ(旧Narumi)
28
戦時中のメニューがたくさん載っている本書を読み、改めて感心しきりの読書時間でした。小松菜のおひたしのような家庭の定番メニューも載っているところが素敵な一冊でした。2015/06/03
ロア
27
今まで数々のレシピ本を鑑賞してきましたが、こんなにも美味しそうな家庭料理の本は見たことないかも⁈ってくらいどれも本当に美味しそう!戦時中が舞台になっているテレビドラマに登場する料理なので、材料も質素で素朴な印象。いまの時代なら節約料理って呼べるかも。家でこんなごはんが待ってると思うと、幸せな気持ちになるだろうなぁ(๑´ω`ノノ゙✧2018/05/02
ちょこ
14
表紙にも載っている「蛸飯」がドラマで見ていた時からとても美味しそうだったので作ってみました。レシピブックに載っている材料は手に入りにくい物もあります。柿の葉の塩漬け、エイ…など。本の内容は写真がとても綺麗ですし、コラムとドラマのお話も載っているのでごちそうさん好きな方には面白いと思います。今度は「牛すじカレー」を作ってみたいと思っています。 2014/06/09