出版社内容情報
【文学/その他】2500人の終末期に寄り添った緩和ケア医が、「たった一人でも大丈夫」といえる最後の日々のあり方を具体的な事例とともに提案する。病気と心を診る医師による痛みへの対処法、家族が陥りやすい勘違いによる患者の苦しみ、死にゆく人のためのケア……。
内容説明
痛みへの対処法、その人らしさを支えるサポート、病院でも在宅でも、病と死に向き合う心得20、考えるための絵本、本、DVD作品リストつき。
目次
第1章 いのちの限界、医療の限界を知ろう
第2章 がんは本当に「不幸な病気」なの?
第3章 緩和ケアで「痛み」をとる
第4章 心へのはたらきかけがいのちを救う
第5章 「徹底抗戦」の病院か、「平和主義」の在宅か
第6章 家族が“すべきこと”と“してはならないこと”
第7章 その人らしさを支えるケア
第8章 悲嘆の中にある人たちのサポート
著者等紹介
奥野滋子[オクノシゲコ]
1960年、富山県生まれ。緩和ケア医。1985年金沢医科大学大学卒業後同大学大学院(形成再建外科学)に進学。痛み治療を学ぶために2年で中退、1987年順天堂大学医学部麻酔科学講座に入局。2000年から緩和ケア医に転向。社会福祉法人日本医療伝道会衣笠病院ホスピス、神奈川県立がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院緩和ケアセンターを経て、現在特定医療法人社団若林会湘南中央病院在宅診療部長として、教育と臨床の両面で緩和ケアに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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