内容説明
「いのち」を守ることを訴え続けた国会議員・山本孝史。進行がんと闘いながら成立をめざした「がん対策基本法」と、未来に託した最後のメッセージ。尾辻秀久(参議院副議長・元厚労相)、門田守人(がん対策推進協議会会長)、鷲見学(厚生労働省がん対策推進室長)、山本ゆき(山本孝史夫人)による「がん医療の現在」を問う座談会を収録。
目次
第1章 がんを告知されて
第2章 日本のがん医療制度の問題点
第3章 検診とたばこ対策が健康を守る
第4章 抗がん剤の未承認と適用範囲の拡大
第5章 抗がん剤療法に正当な評価を
第6章 緩和ケアは末期医療か?
第7章 患者ができること
第8章 がん医療の向上のために公費投入を
座談会「がん対策基本法」成立から5年(尾辻秀久;門田守人;鷲見学;山本ゆき)