出版社内容情報
2011年6月、小笠原諸島が世界自然遺産に登録された。大陸と一度も地続きになったことがない小笠原諸島では生物が独自の進化を遂げ、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれている。小笠原の美しい自然を、写真家・三好和義が撮り下ろす。
著者等紹介
三好和義[ミヨシカズヨシ]
1958年徳島市生まれ。85年にデビュー写真集『RAKUEN』(小学館)を出版、この作品で木村伊兵衛写真賞を当時最年少で受賞する。以降、「楽園」をテーマに「タヒチ」「モルディブ」「ハワイ」などを撮り続けている。近年は日本の四季や伝統美にも「楽園」を見いだし、仏像から日本の世界遺産まで幅広く撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
楽園への本棚
感想・レビュー
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すい
47
小笠原諸島のそれぞれの島のありのままの今(2011年発行当時)を切り取った写真集。植物や鳥、動物に果実。自然が共存し進化を続けている小笠原諸島の現在の姿を余すところなく伝えてくれる意義のある写真集だ。また巻末の写真集の為にどういう経緯でそれぞれの写真を撮っていったかという紀行文のような文章も遊び心に溢れていて楽しい。また、アホウドリ保護プロジェクトについて書かれているのも興味をひいた。それにしても大昔に小笠原諸島に漂着したという徳島のミカン船。いくらなんでも流されすぎだろう(苦笑)2015/11/08
mai
42
もう海外旅行なんて行かなくていいんじゃないかと。そんな気持ちにさせられました。小笠原は東京都なんですね。南国パラダイス。行ってみたいです。2014/09/25
kinkin
25
ユネスコの自然遺産。船で25時間半,約1000kmに浮かぶ小笠原諸島の写真集。なんと美しい海、空、緑だろう、そして本の中から澄んだ空気が漂ってくる。この自然はいつまでも残ってほしい。そのためにも住んでいる方には申し訳ないがこれ以上交通の便が良くならないで欲しい。そして開発は止めて欲しい。 出来たら入島するないか。一度行ってみたいが、やはり遠くで見守っているほうが大切なような気がする。 2014/07/26
ごへいもち
23
三好さんのように世界中を撮り続けた人にとっても「小笠原はすごい」とは。既に一株しか残っていない花もあり(読友さんご紹介本)2017/05/03
きあら
16
カメラマンをしている従兄弟のグループ展に三好さんの名前もあったので、手に取ってみた。楽園をテーマにタヒチ、モルディブ、ハワイなどを多く撮っている写真家。そっちも見てみたいと思った。2025/04/06