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内容説明
小さな雑誌社に勤める林田家の長女・愛美25歳。林田家は彼女を筆頭にデザイン会社で働く長男・太一、大学生の次男・浩二、高校生の末っ子・美子の4人きょうだい。頑張り屋の彼女の実家はパン屋さんを営んでいる。ごく普通の家庭である林田家に突然、悲劇が訪れる。父の死。家族は途方にくれる。そんな矢先、51歳の母・愛子の妊娠が発覚。高血圧の持病がある母の体のこともあって愛美は大反対。一方、太一のもとに突然、実の父親という男があらわれる。浩二は白血病の恐怖と戦い、美子は学校でいじめに遭う。さまざまな出来事に出会いながら、愛美は、命とは何か、幸せとは何かを考え、やがて…。人気放送作家が“人の命”をテーマに意欲的に取り組んだ感動の物語。
著者等紹介
鈴木おさむ[スズキオサム]
放送作家。1972年千葉県生まれ。大学在学中の19歳で放送作家デビュー。バラエティを中心に数々の人気番組を構成。2002年には森三中の大島美幸さんと結婚。「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤー2009受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
choco
36
鈴木さんの小説は初めてです。図書館で気になり手に取った一冊。ドラマは観ていません。泣きました。考えさせられました。改めて家族、絆、信頼、愛…素晴らしいと実感しました。ダウン症を始めとする遺伝子疾患、先天性疾患、高齢出産にはリスクが高くなり正直51歳で出産⁈て〜と思いましたが、其々悩みや問題を抱えた家族が出産に向けて一致団結していく姿に胸が熱くなりました。特別養子縁組の話も勉強になりました。自分の子供が子供を産むときには、是非オススメしたいかな。2015/07/24
きいみ
18
鈴木おさむ氏2冊目。「ボクのタネがない」がとても良かったので…。前作に続く『命』がテーマ。夫を亡くした後に妊娠が発覚した51歳の愛子。え〜っ!そんな…さて、どうする?戸惑う母愛子と4人の子供たち。 不妊治療、体外受精、中絶、羊水検査、特別養子縁組…これでもかと言うくらい『命』が詰まったお話。 ドラマ化されていたのは知らなかったが、「ボクのタネがない」と一緒にもっと多くの人に読んで欲しい。2022/02/16
刹那
15
ドラマ見てました。まんまやったけど、改めて考えさせられました★2014/05/01
あかは
9
さらさらと読めた。ものたりなく感じたりもしたけれど、最後はよかった。2013/07/22
まっさんぽ
4
内容的には命を扱っていたりダウン症のはなしがあったりしましたがすぐ読めました。51歳の妊娠も出産もありえない気はしました。なぜかな?あまり心に響きませんでした。2012/01/10