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内容説明
日本を代表する演出家、世界のニナガワ、蜷川幸雄。現代演劇評論の第一人者が見つめてきた蜷川演出の特質と魅力、そして蜷川自身の言葉…。集大成からその本質と時代が浮かび上がる。蜷川との対談「演出家の役割」、年譜も収録。
目次
1 演出家・蜷川幸雄の特質(「原点」としての清水邦夫―演出リストから見た蜷川幸雄論;カーニバル的民衆の再生―『ロミオとジュリエット』の演出;『王女メディア』に見る蜷川の世界;マニエリスムの世界像―蜷川幸雄の演出 ほか)
2 対談 演出家の役割―国際研究集会・60年代演劇再考(蜷川幸雄;扇田昭彦)
3 劇評 一九七一~二〇〇九年(ロック音楽、T字型花道で南北劇『東海道四谷怪談』;濃い影落とす三里塚闘争『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』;惜しい情緒の甘さ(新聞劇評)『ぼくらが非情の大河をくだる時』
劇評家に突きつけられる問いかけ(雑誌劇評)『ぼくらが非情の大河をくだる時』 ほか)
著者等紹介
扇田昭彦[センダアキヒコ]
1940年東京都生まれ。演劇評論家。東京大学文学部西洋史学科卒。朝日新聞学芸部記者、編集委員として1970年代から多くの劇評を新聞、雑誌に執筆。前・静岡文化芸術大学教授。2003~06年まで国際演劇評論家協会(AICT)日本センター会長。著書に『現代演劇の航海』(リブロポート・芸術選奨文部大臣新人賞受賞)、『唐十郎の劇世界』(右文書院・AICT演劇評論賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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