後藤田正晴と矢口洪一の統率力

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022507099
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

「カミソリ後藤田」「ミスター司法行政」のことばの数々には組織と人事の核心をつかむヒントがこんなに隠れていた!“プロの作法”がわかる歴史ノンフィクション。

目次

はじめに プロフェッショナルとしての真骨頂
1章 立身出世の階梯を昇る(後藤田式1 視野は広くとる;矢口式1 厳格にやる必要はない;後藤田式2 ポストは自分から希望しない;矢口式2 大局的に物事を見る;後藤田式3 任期はどんどん短くする;矢口式3 外に出て人脈と見聞を広げる)
2章 人をよく見て判断する(後藤田式1 力の行使には限界がある;矢口式1 自分から物事を作っていく;後藤田式2 役人の世界を熟知する;矢口式2 多種多様な人材を集める;後藤田式3 暗黙知のネットワークを作る;矢口式3 あらゆる準備をしておく)
3章 リーダーシップに磨きをかける(後藤田式1 激しい政治抗争で一皮むける;矢口式1 できるだけ見聞を広める;後藤田式2 無用な敵を作らない;矢口式2 最高裁の在り方を考え直す;後藤田式3 「工程表」による決定過程を描く;矢口式3 調査・報告書の作成は若い人に頼め)
おわりに 一時代を画した組織と人事のプロ

著者等紹介

御厨貴[ミクリヤタカシ]
東京大学先端科学技術研究センター教授。1951年、東京都生まれ。75年、東京大学法学部卒業。同助手、ハーバード大学研究員、都立大学法学部教授、政策研究大学院大学教授を経て、2002年から現職。専攻は政治学・日本政治史。著書に『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目』(中央公論新社、吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がくた

0
偉くなった人が組織の内幕を語る点ではトリビア的に面白いものの、全体としてピンとこない。二人を知っていて副読本として読むのだったらいいのかもしれない。2012/08/31

うずら卵

0
時代背景もあると思うが、なかなかこのお二人の話には賛否両論あると思う。女性問題でもめるやつは、繰り返す的な記述があり、ここは、時代背景関係なくおなじなのかとかんじた。

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