内容説明
一般参観では見ることのできない御殿や茶屋の内部、石組の細部に至るまで、自然と建物が美しく調和した桂離宮の風雅な空間を紹介。設立の歴史的背景や多彩な魅力に迫る詳細な解説付き。
目次
写真 垣と門 古書院 中書院 楽器の間 新御殿
写真 松琴亭と腰掛
写真 賞花亭 園林堂 笑意軒 月波楼 月の桂
桂―数寄の空間
桂離宮御殿群の修理工事―その内容と意義
桂離宮―月の名所に建つ遊宴の茶屋
著者等紹介
三好和義[ミヨシカズヨシ]
1958年、徳島市生まれ。沖縄、タヒチなどの南の島に始まり、南極、チベット、屋久島と、世界各地で「楽園」をテーマに撮影。近年は社寺や仏像など日本の美や精神文化を追求する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
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kapo54
2
できることなら住みたい2014/03/17
インテリ金ちゃん
0
桂離宮は2回参観したけど、写真は最高の状況で撮られていてイメージとしては綺麗過ぎる。観てから読むか、読んでから観るか。観てから読むことをお勧めしたい。2014/04/27
christinayan01
0
ある種コロナ禍時代に最適な一冊。本によるバーチャルツアーが成立するレベルに中身が濃くて完成度が高い。予約が全く空かず行けてないが、予習には最適であるし、ますます1度行きたいと思う気持ちが強くなった。このシリーズは何冊か拝読しているがとにかく完成度が素晴らしい。2022/11/26
おしん
0
先日、モダンデザインの展示会に行ったさい、 初期のある建築家が桂離宮に感銘を受けたと言う話を聞いた。 建築のことも桂離宮も全く知らないので、 何かの機会だと思ってこの本を読んだ。 庭を含めた外観に関心が惹かれる気がする。 多様な形の石が組み込まれた長方形の延べ石、 土塀の赤さ、雨に濡れた石の鈍い光沢…など。2020/02/29
powe
0
今度見に行くので資料として、読みやすくためになります。2019/03/16