内容説明
福祉の専門家が直面した90歳の老父の介護。親の最期は住み慣れた家で迎えさせたい。妻にも頼らず息子がめざした看取りのかたち。介護の実態・医療・制度がわかるコメント多数。
目次
序 母を病院で亡くして
1章 父の一人暮らしで起きたこと
2章 入院生活から老人保健施設へ
3章 自宅復帰をめざす
4章 手さぐりの自宅生活
5章 ゆとりのケアプランで
6章 NPOスタッフのケアに元気づく
7章 療養病床でできたこと、そして惜別
終章 父の自宅復帰を振り返る
著者等紹介
山本勝美[ヤマモトカツミ]
1938年生まれ。都立大学大学院博士課程修了。フルブライト留学生としてアメリカで二年間、臨床心理の現場を学び、帰国後、各地の保健所で福祉、子育てなどのカウンセラーを四〇年務める。現在、東京都保健所心理相談員協議会会長。NPO市民福祉サポートセンター運営委員。季刊「福祉労働」編集委員。社会福祉法人ドリームヴイの短期入所施設や体験ホームの支援員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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