内容説明
７月２２日、４６年ぶりの皆既日食！トカラ列島で１００％、福岡では９０％、東京でも７５％が欠ける。日食のしくみ、日食を追う人びと、日食観測史―太陽と月のドラマを親子で楽しむ完全ガイド。カラー写真多数。
目次
宇宙的ときめき
天文年飾る大物皆既食
シルクロードにコロナが映えた
世界を駆け巡る
報道の中の日食
科学の中の日食
切手の中の日食
日本史の中の日食
世界史の中の日食
文学の中の日食
映画の中の日食
皆既日食がなくなる日
著者等紹介
武部俊一［タケベシュンイチ］
１９３８年大阪生まれ。１９６１年東京大学教養学部教養学科卒業（科学史・科学哲学コース）。朝日新聞社入社。科学部長、論説委員を経て、現在フリージャーナリスト。日本科学技術ジャーナリスト会議理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OKKO （o▽n）v 終活中
2
図書館 ◆日食（というかその観測）を描いた錦絵をテーマに据えて必修課目のレポート書こうと思うので、理論武装に励む日々。本書は2009年発行なので、2012年にマスコミと世間が踊った日本の広い範囲で見られた金環食の話は「未来の話」として紹介されているだけだが、日食ハンターの歴史をはじめ、報道、科学、図像（切手）、世界史、日本史のなかで日食がどう扱われたかさらりと幅広く紹介。日食について調べる手始めに最適の一冊でした2015/12/19
Humbaba
2
人は、普段と違うことが起きればその理由を探ろうとする。科学技術が発達している現代であれば、それを合理的に説明する方法がわかるので、混乱に陥るということはない。しかし、そのようなことが明らかでなかった時代には、皆既日食というのは現代以上にインパクトのある現象だっただろう。2013/12/15
ととむ
0
確かに皆既日食は経験の価値がある代物だと思う。鳥肌ものだった。そのためにもう一回行くかつうとビミョーだけど。しかしこの本はあかん。ほとんど鉄道オタクの時刻表のような状態。楽しい人にはたのしんだろな多分。2015/12/23
めぐみこ
0
わりとわかりやすかった。アマチュア天文家達の熱意に脱帽。2012/07/29
