内容説明
いつかが今になって、愛ネコは18歳で逝き、時は流れ、禁煙も余儀なく、ぐるりと見渡せば、まったく、うんざり。それでも…ペンは止まらない!果敢に続く面白目白雑録。第3弾エッセイ集。
目次
三度目のはじまり
オーラの正体
「ガットゥーゾだったら顔面にあたっていたね」
菊池寛の呪縛
時代錯誤について
死後の世界
不快な十二月、あるいは物忘れ
フットボール日記
感冒日記
ペギーの「まやかしの世界」、その他〔ほか〕
著者等紹介
金井美恵子[カナイミエコ]
1947年、高崎市生まれ。群馬県立高崎女子高校卒業。67年「愛の生活」が太宰治賞候補作となる。同年、現代詩手帖賞受賞。79年『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞受賞。88年『タマや』で女流文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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