内容説明
シオニズム運動、バルフォア宣言、ホロコースト…ユダヤ人の歴史と現在を克明に描く。イスラエル史の全貌。
目次
国家としての理想像
シオンへ
バルフォア宣言を超えて(一九一八年~一九二九年)
脅威と危険(一九二九年~一九三七年)
希望…そして打撃(一九三七年~一九三九年)
第二次世界大戦(一九三九年~一九四五年)
なおも続く英国の委任統治(一九四五年~一九四六年)
決定の年(一九四七年)
宣戦布告なき戦い(一九四七年十一月~一九四八年四月)
激化する対立(一九四八年四月~五月)〔ほか〕
著者等紹介
ギルバート,マーティン[ギルバート,マーティン][Gilbert,Martin]
1936年、ロンドン生まれ。歴史家。オクスフォード大学マートン・カレッジ特別研究員などを歴任。ウィンストン・チャーチルの公式伝記の執筆者として知られる
千本健一郎[センボンケンイチロウ]
1935年生まれ。ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kazuya Nakagawa
3
130年ぐらいずっと同じ事を繰り返している2023/10/29
まめタンク
2
2020年153冊目。あくまでイスラエル視点の「イスラエル全史」です。全てを肯定するべきではないし、全てを否定するべきではないと本書を読んで思いました。2020/06/07
AMPELMANN
0
19世紀のユダヤ人のパレスチナ入植、シオニズムの勃興、バルフォア宣言、第二次世界大戦時のユダヤ人の不法移住、パレスチナ分割決議、イスラエル建国、独立戦争、ドイツからの賠償協定までを扱う。歴史的史実を淡々と見るのではなく、当時の政治家や一般人の日記、コメントを引用しながらイスラエル史を追っていくかたち。2017/05/15
とおる
0
仕事で使用。
メルセ・ひすい
0
上巻は、19世紀後半の建国にまつわる建設者や開拓者の群像から、1955年の大戦後の賠償協定まで2009/04/21