出版社内容情報
1979年から2007年まで四半世紀以上続いた朝日新聞一面の看板コラム「折々のうた」。その6762回の連載のなかから著者自身が2100回分を厳選。独自の視点にもとづく鋭い鑑賞文によって、短歌、漢詩、俳句、川柳、歌謡から現代詩まで、時を超え世代を超えた日本詩歌の精華がこの3冊で一望できる。中・下巻にはそれぞれ作者別索引、五十音別初句索引を掲載。
内容説明
1979年から2007年にわたる朝日新聞連載の日本詩歌をめぐる旅、ここに完結!!全2100作品の初句索引を収録。
目次
垂乳根の母
夏痩せて
美しき誤算
菊抛げ入れよ
濁流だ濁流だ
自分の感受性くらい
氷らんとする
春の鳥な鳴きそ
著者等紹介
大岡信[オオオカマコト]
1931年静岡県三島市生まれ、詩人・評論家。『紀貫之』にて読売文学賞、「折々のうた」にて菊池寛賞、1996年詩作、文芸批評と「折々のうた」連載に対して朝日賞を受賞。2003年文化勲章、2004年仏レジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章。文化功労者、日本芸術院会員、東京芸術大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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