内容説明
フランス人が見た、現代世界の覇者。
目次
第1章 飛行機の窓から
第2章 二つの文化の闘い
第3章 健康願望
第4章 神は私だ
第5章 寛容ゼロ
第6章 黒人問題の終り
第7章 反逆する共和国
第8章 移民歓迎
第9章 創造的破壊
第10章 帝国主義的民主主義
著者等紹介
ソルマン,ギ[ソルマン,ギ][Sorman,Guy]
1944年生まれ。ジャーナリスト、エッセイスト。現代世界とリベラリズムに関する著作多数。パリ政治学院と国立行政学院に学び、1969年パリ政治学院を卒業後、しばらく母校で教鞭をとったが、著述と出版・編集に専念するため公務員の職を辞す。1983年、アメリカの保守革命に取材した『レーガンのアメリカ』(新潮社)で著作家としてデビュー。著述以外の活動としては、飢饉に対する人道的国際機関(I’association Action contre lafaim)の創設者で現名誉会長。パリ西郊のブーローニュ=ビヤンクールの市長補佐職にある。パリ在住
秋山康男[アキヤマヤスオ]
1954年、東大卒、朝日新聞入社。1963年~73年、パリ、カンボジア、ジュネーブ駐在。その後、1982年、英字季刊誌『ジャパン・クォータリー』編集長。1991年、朝日新聞文化財団常務理事から財団法人ラスキン文庫常務理事を経て2002年、同理事長。2005年、イギリス・ランカスター大学ラスキン計画名誉客員特別研究室員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山口透析鉄
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こちらも市の図書館本で読みましたが、米国のルポ、といっても、以前読んだ藤原新也・宮内勝典・本多勝一・豊浦志朗(船戸与一)といった各氏の本ほどではなく、通り一遍感が強かったですね。 話題は色々出てはくるんですが、向精神薬や違法薬物の類とかも、もっと解説すべきでしょうし、チョムスキーの名前は出てきても、フランシス・フクヤマやサミュエル・ハンチントンやミルトン・フリードマン辺りが出てくるし、この時期なら肝心のネオコンについての言及、もっとあって然るべきものが全く不十分では、見るべきもの、ありませんでした。2023/05/28