あるきかたがただしくない

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  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022500779
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

 ある日突然、自宅の鍵が取り替えられ、売れっ子漫画家の妻は
裁判所に調停を申し立てた! あっけにとられているうちに離婚、
子どもに会えない日々を嘆いて20キロやせながらも、再生への道を
懸命にさがす日々をつづった異色エッセイ。子どもに会わせてもらえない
全国の父親からの熱い支持を得た『週刊朝日』連載、待望の書籍化。
同時期の関連コラムも多数収録、ここまで赤裸々に離婚を語った男性がいただろうか?!

内容説明

「男が離婚を語ってはいけませんか?」「週刊朝日」連載中から賛否両論の嵐…。“離婚後くよくよ立ち直りエッセイ”が本になりました。関連コラム、短歌、対談まで収録した決定版。佐藤ゆうこ、河井克夫のかきおろし漫画つき!対談ゲストの長嶋有も微苦笑。

目次

神か悪魔か知らないけれど
「噂の眞相」休刊を惜しまない
国民年金CMに宮崎吐夢を!
拍手を惜しまない一冊
『ジョゼと虎と魚たち』に感謝
追悼する資格はあるか
男の解釈、女の解釈
詩集の居場所について
松尾スズキと詩の必要
目標のある人生である〔ほか〕

著者等紹介

枡野浩一[マスノコウイチ]
1968年9月23日、東京生まれ。歌人。短歌のみならず、作詞、現代詩、批評、小説、脚本、エッセイなど幅広く手がける。1997年に刊行したデビュー短歌集『てのりくじら』はロングセラーに。短歌指導にも定評があり、NHK『スタジオパークからこんにちは』や『課外授業ようこそ先輩』『こんな夜にはケータイ短歌』などでの講義は大反響を呼んだ。現在、「枡野浩一のかんたん短歌blog」にて、投稿短歌の選・評を随時更新しており、2005年にはblog投稿短歌の傑作選『かなしーおもちゃ』および『ドラえもん短歌』を刊行、話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

58
【人は弱いから死ぬのでもないし、強いから生きるのでもないだろう。とにかく自分は生きていると、だれかが死んだときだけ気づくのだ】“生きている男性歌人の中では世界一売れている”と標榜する著者による、突然妻から裁判所に調停を申し立てられ、相手の条件をそのまま飲んだにもかかわらず、子どもに会わせてもらえず悲しみで20キロ痩せるなどの、離婚ショックに葛藤した日々を綴った書。関連コラム、短歌、漫画「マスノくん」、長嶋有との対談なども収録。2005年刊。短歌:<ただひとつ悲しいことがあるだけで私の中のすべてが黒い>。⇒2025/01/24

lonesome

6
離婚後に枡野さんが「許せない、謝ってほしい」と別れた元妻に思うようになっていたことが書いてあって、そういえば枡野さんのエッセイを読むのは初めてだったなと気づいた。男っぽい女の人はかっこよくて自分も好きだけど、その男らしさの裏には誰よりも女らしい女の人だという一面があると思う。南Q太の作品は初期しか読んでなかったので最近の作品も読んでみたくなった。2013/10/17

悪者みきこ

4
やっぱりこの人の文章や考え方すきだ。宮本浩次(みやもとこうじ)が出てきて驚き!めちゃめちゃうれしかったの。2017/04/08

夏野

3
エッセイ(かつ対談集)。ちょうど著者が離婚された直後であり、息子に会いたい(ホントは月一回会える筈が、漫画家の元奥さんが失踪)という訴えがとても繰り返し書かれていて印象的でした。自称日本で二番目に売れている歌人とのことですが、文章も読みやすく、歌も気持ちに響くのが多いです。でもどうして穂○弘が嫌いなのかがこの本を読んだだけでは不明(伊達眼鏡のせい?)河合克夫さんの漫画も面白かったです。 2010/04/18

arinko

2
図書館で偶然手に取り読む。枡野さんのキャラがぐいぐいきた。読了後も特に日曜日の名言がお気に入り。対談も良かった。

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