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出版社内容情報
死の病に翻弄された子供達…パンデミック愛憎劇・ついに完結!! 奇病が蔓延した世界を描く、TONO流パンデミック・ファンタジー。 感染し死を待つしかない人々の未来を託された子供達の過酷な旅と別れを描く完結巻。 特効薬が存在するアデライトの故郷を目指し船旅を続ける一行。ケガが悪化するタナトスは、自分の死期を悟り皆に別れを告げる。また、病が進行するコーラに忍び寄る霊と人知れず闘っていたキャンベルは限界に達していた。船を降り砂漠の旅の途中、コーラは昏睡状態に陥る―――。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
15
完結巻、まさかの表紙、これ以外ないってラスト、驚愕の作品テーマ!凄いとしか。みんな読んでくれー!2025/08/30
harutamano
9
ああ。読み終えることができた。コロナ禍に読み始めた物語。ありがとう、ありがとう。コロナ、コーラ、キューブ、ピート、タナトス、タロン、キャンベル、ミーガン、そしてチーズ。おばあちゃん。ありがとう。装丁もすごく好き🌸🌼🪻2025/08/20
コリエル
7
完結。えっお前が表紙…? な最終巻だが、あとがきを見るにこのチーズの憧れに向かって身も世もなく一直線なところこそが一番に描きたかったのかな。人の汚いところをいっぱい描いた作品だったけれど、命の際に皆で身を寄せ合って南を目指した姿や、女衒のダニィが赤子のために根性で生き延びたところには尊いものがあったし、清濁併せ呑む気分になる作品だった。2025/08/20
Mark.jr
2
疫病のパンデミックを描いた本作は、途中でコロナ騒ぎが起きた現実と微妙にリンクしながら続いてきましたが、今巻で完結です。序盤、上流階級のドロドロした関係性に焦点が当てられてましたが、物語が進むに連れてキャラの死者も増え、それに伴ってどんな卑俗な人間にも美しさが備わっているような描写が、数多あるパンデミックものの露悪性とは一線を画す、作中の花が生え死に至る病そのものみたいな作品になったと思います。2025/09/14
あらい/にったのひと
2
最終巻です。いやあすごかったね…すごいいいまんがでした…いやあ…すごいですね…2025/08/20
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