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出版社内容情報
東北を旅行するカップルが田舎道を歩いていたところ、葬式で大きな声で泣く女を目撃した。どうもその女は「泣き女」という職業らしい。それを見たカップルの女性に異変が!?(「泣女坂」から)。ホラーの鬼才が見る者すべてを極限の恐怖へ誘う、傑作ホラー短編集!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
28
イマジネーションがあまりに強過ぎると、ストーリーはいとも簡単に破綻してしまう。一時期の伊藤潤二の漫画がそうだった。それでも面白く読めてしまうのは、伊藤のイマジネーションこそが個性であり、オリジナリティに満ちていて、何より理屈を凌駕する熱を発していたからだ。この最新作品集からは、以前のようなイマジネーションの強さを感じることは少ないが、だからこそ、良くも悪くも落ち着いて読むことができる。「魔怒女」や「まどろみ」は、きちんとオチがあり、それに至る展開がそれなりに理路整然としている。(つづく)2021/03/23
多分、いのっち。
11
4話収録されてます。「泣女坂」は、令和版ねじ式な要素がありました。4話とも楽しめました。個人的には「まどろみ」が面白かったです。伊藤潤二先生の漫画って、怖い描写を振り切ると、もはや漫画太郎に通じるギャグにも感じられました。やはり伊藤先生の漫画は大好きです。2023/05/31
fukafkacraft
10
Lineマンガに連載された『泣女坂』、『魔怒女』、『青木ヶ原の霊流』、『まどろみ』の4本を収録。枚数制限がないことで暴走に歯止めがかからなくなった側面もあるが、伊藤ワールドを堪能出来た。いつも通り、ワン・アイデアを物語に広げる技術はあっぱれで、なんといってもキテレツキャラが素敵。もちろん女の子も清楚でかわいい。樹海の男は松山ケンイチをモデルにしたのかな?2021/12/07
地下鉄パミュ
10
【女泣坂】【魔怒女】【青木ヶ原の霊流】【まどろみ】4本の短編から構成された【幻怪地帯】。それぞれ良かったが【青木ヶ原の霊流】が読みやすい感じがして1番良かったかなと思います。買ってから何ヶ月も放置しちゃダメですね。熱があるうちに読まないとでした。失敗。次回の伊藤潤二作品は購入したら即読みします。またアニメ化して欲しいな伊藤潤二作品。2021/07/04
本を読むのは寝室派
7
ページ数に対して四話収録なので、一話あたりのボリュームの大きさに期待したのですが、内容がスッキリというか、サッパリというか、濃厚でなくて残念でした。2021/05/09
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