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出版社内容情報
無能な王子ハルが見つけたグランドル国の希望とは――。その一滴の涙さえ人を殺すという悲劇の少女リコリスの生涯を描いた『毒姫』のその後を描いたサイド・ストーリー。『毒姫シリーズ』の完結巻。 生き残りの王子ハルは、誕生の際“忌み子”と言われた子供が自分であることを国民に隠していた。国民に寄せられる信頼や希望という重圧に押し潰されそうなハル王子が縋るのは、『毒姫リコリス』なのだが……。敵国の罠に堕ち同盟国に攻め落とされたグランドル王国の再生と、三つ子の王子の唯一の生き残りハル王子など人々の葛藤を描く、ドラマチック・ストーリー。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざるめ
11
はぁ~泣けた泣けた。゚(゚´Д`゚)゚。「愛する者を二度殺してはいけない」残された者達が普通の生活をおくれますように(。-人-。)2021/04/04
ミナ
8
好き。その一言がまず真っ先に出る。死者から学ぶ。ハルがようやく目を向け、「自分」を生き始める。リコリスと結ばれて幸せになって欲しかったけど、そうなると今のハルはないんだろうなぁ。学び多きハルの創る国は末永く満ち足りた国になっただろう。2021/03/21
幸音
3
下巻。1人残されてからずっと無能な子としての苦しみを抱えながら王として立ってきたハル。イスキアのハマオ王や従者ヴォヴォカに王の真実を告げ、新たな考えに触れる。自分が覚えていないとカイトとリコリスの恋がなかったことになる、そのことに気づいたハル。柘榴が誰を抹殺するのかと思ったら、悲しかった。2021/04/04
GREEN
3
毒姫リコリスと出来損ないと言われたカイト目線の毒姫から、その後の忌み子だったハルの目線からの毒姫に纏わるエピソード。 すっごく良かったぴかぴか(新しい) ハルの苦悩や葛藤が痛く、ハルの事をずっと守っていたマオの事とか泣けます。2021/03/20
かな(^^)よ
0
☆4.52021/07/21