内容説明
本田圭佑は、ワールドカップでなぜ1トップで起用されたのか?彼の変貌を立体的に分析しつつ、日本人フォワードの可能性を探る。プレーヤーへ、指導者へ、すべてのサッカーファンへ―気鋭のサッカージャーナリストが紡ぐ日本サッカー改革論。
目次
序章 南アフリカでの日本にはストライカーがいなかった
第1章 ストライカー不毛の地という既成概念を疑う
第2章 優れたフォワードであるために必要なものとは
第3章 極意はポジショニングとファーストタッチとイメージ
第4章 間違いだらけの練習がゴールの可能性を低めている
第5章 南アフリカ・ワールドカップから見るゴールの法則
第6章 少ないタッチで、動きながらでなければ得点は決まらない
終章 しかるべき改革を行えば日本人ストライカーは育ってくる
著者等紹介
戸塚啓[トツカケイ]
1968年、神奈川県生まれ。サッカー専門誌記者を経て、フランス・ワールドカップ後の98年秋からフリーに。W杯は4大会連続で取材。日本代表の国際Aマッチは91年から取材し、2000年3月からは180試合連続で取材中(南アフリカ・ワールドカップ終了時)。02年より大宮アルディージャ公式ライターとしても活動。テレビやラジオでの解説も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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3f_horindy
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正直そこまで真新しい事なし。10年W杯のデータ分析が唯一と言ってもいい。育成や練習環境などある程度サッカーに詳しければ思い当たるものばかり。春秋制から秋春制に言及しているが、冬の降雪地の試合はどうするかなど具体性と現実性を欠くもので厳しいと言わざるを得ない。もう少し新しい視点が欲しかった。2011/06/20
湘南☆浪漫【Rain Maker】
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スペイン人のFWの話の中で、「10回のチャンスで1回決めればいい。」と。 チャンスの種類にもよるけど、外し過ぎでは?(爆) 国民性もあるんだろうけど、日本では外した9本の方に焦点が当たりがちという意見には納得しちゃう。2024/09/27
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