内容説明
広告の定義はどんどん変わる。電通の異種格闘技トーク・セッション「電通デザイントーク」の書籍シリーズ第2弾。今回は時代を代表する放送作家、インタラクティヴ・デザイナー、ARクリエーターをお招きして、明日の広告とコミュニケーションを熱く語るセッション3本を収録。
目次
1 アイデアの種をどう育てるか(『おくりびと』の脚本ができるまで;企画はオリエンテーションを聞きながら思いつく;アイデアの種を「サプライズ」に変える ほか)
2 広告を拡張する(世界をアレ(AR)するテクノロジー
新しい技術は3周目で理解される
会社員クリエーターから独立へ ほか)
3 つくる機会をつくる(大学で建築に失望して編集者になる;街を舞台にアーテイストと広告を仕掛ける;3.11を転機に始めた街おこし「ISHINOMAKI2.0」 ほか)
著者等紹介
小山薫堂[コヤマクンドウ]
放送作家/脚本家。1964年熊本県生まれ。日本大学芸術学部放送学科在籍中に放送作家としての活動を開始。斬新なテレビ番組を数多く企画した。2008年、初脚本の映画『おくりびと』で第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。現在は、テレビ番組のプロデュースを手がける。作詞に「ふるさと」(第80回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)など。下鴨茶寮主人、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科長など活動は多岐に渡る
川田十夢[カワダトム]
AR三兄弟/長男/開発者。1976年熊本県生まれ。1999年メーカー系列会社に就職、Web周辺の全デザインとサーバ設計、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許技術発案など、夢みたいなことをひと通り実現した後、独立。天才開発者としての顔を持ちつつ、独特の文体で作家としても活動
齋藤精一[サイトウセイイチ]
ライゾマティクスクリエーティブ・ディレクター/テクニカル・ディレクター。1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。その後Arnell Groupにてクリエーティブとして活動し、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエーティブとして活曜後、2006年にライゾマティクスを設立
中村勇吾[ナカムラユウゴ]
tha ltd./ウェブ・デザイナー/インターフェース・デザイナー/映像ディレクター。1970年奈良県生まれ。東京大学大学院工学部卒業。多摩美術大学教授。1998年よりウェブデザイン、インターフェースデザインの分野に携わる。2004年にデザインスタジオ「tha ltd.」を設立。以後、数多くのウェブサイトや映像のアートディレクション/デザイン/プログラミングの分野で横断/縦断的に活動を続けている。主な受賞に、カンヌ国際広告賞グランプリ、東京インタラクティブ・アド・アワードグランプリ、TDC賞グランプリ、毎日デザイン賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など
澤本嘉光[サワモトヨシミツ]
電通CDC。CMプランナー/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。1966年長崎県生まれ。1990年東京大学文学部国文科卒業、電通に入社。次々と話題のテレビCMを制作している。クリエーター・オブ・ザ・イヤー(2000年、06年、08年)、カンヌ国際広告祭銀賞・銅賞、ADFEST(アジア太平洋広告祭)グランプリ、クリオ賞金賞・銀賞、TCC賞グランプリ、ACCグランプリなど受賞多数
阿部光史[アベミツシ]
電通4CRプランニング局クリエーティブ・ディレクター/デジタル・クリエーティブ・センター/デジタルクリエーティブ4部
飯田昭雄[イイダアキオ]
電通レイザーフィッシュアートバイヤー/編集者/キュレーター/ソーシャル・ネットワーカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むちれお
moshimoshishimo
田中峰和
江戸っ子
396ay