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テクノロジー・ファースト―なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784021002786
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

AI研究の松原仁氏(公立はこだて未来大学教授) 、IoT開発の坂村健氏(東京大学名誉教授)に聞いた国産テクノロジーの危機第3次AIブームは「アルファ碁」で始まった。グーグル、テンセントといった米中の名だたるIT企業が組織をあげて囲碁AIの研究開発を進めるなか、それがAIの核心に通ずるものであるにもかかわらず、なぜか日本企業では囲碁AIの研究開発はほとんど行われていない。囲碁AIの研究開発を行う数少ない国内企業の経営者である著者・福原智が、テクノロジーの本質を問わぬままに米中企業の後塵を拝しつづけている日本企業の行方を産業革命の歴史とIT開発史から読み解く。斯界の第一人者である坂村健氏、松原仁氏、安延申氏との対話のなかから、現状の問題点に鋭くメスを入れる。なぜコンピュータサイエンスを理解したエンジニアでなければ、日本の未来を切り拓けないのかを熱く伝えます!◆章立てはじめに?われわれはどこから来たのか?第1章 ゲームボードの向こうにある戦争    ──囲碁AI国際大会がつきつける覇権争いの行方第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在    ──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本    ──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史第4章 産業革命4.0の本番はこれらの50年にある    ──分野を越えて共振するテクノロジー第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!    ──ブロックチェーンとIoT、AIの本質第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る    ──IT企業の経営者が持つべき使命おわりに?われわれはどこへ行くのか?

内容説明

すべての産業革命はエンジニアから始まる。ポスト・ディープラーニングとなるテクノロジーを探れ!

目次

はじめに われわれはどこから来たのか?
第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争―囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方
第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在―4回目の産業革命と、IT開発4度目の波
第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本―第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史
第4章 産業革命4・0の本番はこれからの50年にある―分野を越えて共振するテクノロジー
第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!―ブロックチェーンとIoT、AIの本質
第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る―IT企業の経営者が持つべき使命
おわりに われわれはどこへ行くのか?

著者等紹介

福原智[フクハラサトシ]
株式会社トリプルアイズ代表取締役CEO。山形大学理学部物理学科卒。2008年に株式会社トリプルアイズを設立。UEC杯コンピュータ囲碁大会に出場するなど、人工知能の研究開発に取り組むと共に、自社ディープラーニングシステムを応用したユーザー向けシステム開発を推進する。現在はIoTと組み合わせたAIoTサービスプラットフォームを開発中。BCCC(ブロックチェーン推進協会)の理事として設立に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へへろ~本舗

3
ボナンザ開発者の保木氏が講演で紹介したので読んでみた。IT用語などがわからず調べながらの読者だったので読了に時間がかかってしまった2019/10/16

五十嵐大地

2
流し読み。ベンチャー企業の代表が書いた本。 ITで日本は周回遅れな様子が語られている。 Amazonは年間研究開発費だけで約2兆円。 エラーをコストとしか見ない日本の経営者・株主。 これでは、IT教育が遅れているのも当然かな。 2019/12/21

Koichi Fukunaga

0
同社の社員の方にいただき流し読み。福原社長が志高く、熱い社長であること、GAFAMやBATなどに世界のプラットフォームや技術を牛耳られている日本の将来に危機感を持たれていることなど問題意識は伝わってきた。独自のAI研究開発など頑張って欲しい。

ほけっち@マルポテ

0
テクノロジーの進歩に対し、今までと同じものの見方しか出来ていない現実。トライ&エラー、努力と試行錯誤は常に必要。 ◆AI、IoT、ブロックチェーン→産業革命4.0 ・AI→ビッグデータ収集が、ディープラーニングに。 ・ブロックチェーン(分散型台帳) ・IoT(モノのインターネット) ◆テクノロジー、分野は一つでない。「乗り遅れている」と考える誤り。ブロックチェーン型のシステム、エストニアを参考に。 国際化とは、世界相手に、いかに当事者意識で向うか。島国日本は、静かに流れから残されている気がします。2019/05/05

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