出版社内容情報
愛好者の注目の的、朝日新聞連載「朝日歌壇」の2015年掲載分をまとめる。毎年恒例のシリーズ最新版。選者の馬場あき子、佐佐木幸綱、高野公彦、永田和宏各氏による年間秀歌・年度総括など、例年どおりの内容。
目次
年間秀歌と「朝日歌壇賞」受賞作品・評
新春詠
朝日歌壇 平成二十七年
著者等紹介
馬場あき子［ババアキコ］
昭和３年１月２８日、東京都生まれ。昭和女子大学国文科卒。窪田章一郎に師事。昭和５３年「かりん」創刊。同年から朝日歌壇選者。歌集『葡萄唐草』で６１年迢空賞、『阿古父』で平成６年読売文学賞、９年毎日芸術賞、１２年朝日賞（作歌、著述活動と伝統文化継承にかかわる業績）などを受賞
佐佐木幸綱［ササキユキツナ］
昭和１３年１０月８日、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。「心の花」編集・発行人。昭和６３年６月から朝日歌壇選者。歌集『金色の獅子』（雁書館）で平成２年詩歌文学館賞、『瀧の時間』（ながらみ書房）で平成６年迢空賞、『アニマ』（河出書房新社）で１２年芸術選奨文部大臣賞、歌集『ムーンウォーク』（ながらみ書房）で２４年読売文学賞などを受賞
高野公彦［タカノキミヒコ］
昭和１６年１２月１０日、愛媛県生まれ。東京教育大学国文科卒。昭和３９年「コスモス」入会、宮柊二に師事。平成１６年１０月から朝日歌壇選者。歌集『水苑』（砂子屋書房）で１３年詩歌文学館賞と迢空賞、歌集『河骨川』（同）で２５年毎日芸術賞を受賞。最新歌集『流木』（角川学芸出版）で２６年読売文学賞受賞
永田和宏［ナガタカズヒロ］
昭和２２年５月１２日、滋賀県生まれ。京都大学理学部卒。京都産業大学総合生命科学部教授。高安国世に師事。「塔」選者。平成１７年３月から朝日歌壇選者、宮中歌会始詠進歌選者。歌集『饗庭』（砂子屋書房）で１１年読売文学賞、『風位』（短歌研究社）で１６年迢空賞と芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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