内容説明
「戦略PR」の今を紐解き、PRの未来を提言!現代のPRは『ストーリーテリング』で『エンゲージメント』を創出!各種事例がテンポよく整理された広報・PRパーソンのバイブル。
目次
1 「PR」の理想的なポジションとは?
2 世界のPRの潮流
3 日本におけるPRのトレンド
4 ソーシャル・メディアへの対処法
5 イマドキ「戦略PR」のススメ
6 明日をつくる「戦略PR」
著者等紹介
井口理[イノクチタダシ]
1990年株式会社電通PRセンター(現株式会社電通パブリックリレーションズ)入社。コミュニケーションデザインを手がけるチーフPRプランナー。PRコンテンツ創出を起点とした戦略PRの事例多数。受賞歴に、Asia Pacific PR Award、日本PR協会「PRアワードグランプリ」、国際PR協会「ゴールデンワールドアワーズ」、Asia Pacific SABRE Award等。実務のみならず、大学やトレードショー、PR協会での講義による若手育成にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoru Moriaki
3
PRについて良い意味で簡便にまとまっている本だと思う。例えば「リポジショニングPR」や「B to C to B」といった様々な捉え方を自分の頭の中で整理してみる。つまり自分の中にあった引き出しをもう一回開けてみた感覚に近いか。費用対効果が高い一冊かと。2013/08/24
Norimasa Saito
1
複合的な仕組みと緻密な計算、そして社会貢献の視点を持った社会の空気をつくり出す宣伝。広報と宣伝が一体となった戦略等示唆に富む理論がある。垣根を超える発想が大事。2014/05/28
MoMA
1
■情報価値を高めるIMPACT ①Inverse=逆説・対立→スポーツ羊羹、防災用品ビスコ、比較ネタ ②Most=最上級、初、独自 ③Public=社会・地域性 ④Actor/Actress=役者・人情→人欄、ヒットの仕掛け人 ⑤Keyword=キーワード、数字 ⑥Trend=時流、季節性 ①×④=社長自らがトイレ掃除! ■リポジショニングPR(●●を変える) ①年齢、性別などターゲット→ステテコ、スイーツ男子 ②目的や意義→キットカット、デコポッキー ③季節、時間、空間→ハイボール、朝カレー、クノール2013/07/05
yuka
0
①メディア露出を演出するという、PR会社の役割を知れた②しかしそれは広告企画ありきである③目的(公益組織の後方支援及びビジネスモデルの構築)のためには、学ぶメディアを選ぶべきではないか?④しかし報道は社会性や公共性を重視する貴重なツールである⑤表現やターゲット、用途を変え、欲求を創造し、購買につなげる行為は果たして本質的なのだろうか⑥つまり、マーケティングコミュニケーションよりコーポレートコミュニケーションに関わりたい⑦内容としては、戦略的にPRを成功させるために押さえておきたい手法のまとめであった。2017/01/04
ナジィ
0
優しめで読みやすい内容。若干著者の自慢話っぽい感じもする。あと10年もすれば、PRと広告は一つになる気がする。2015/09/03