出版社内容情報
野球ファンではなくても、誰もが知っているスーパースター・イチロー。6年連続パ・リーグの首位打者、シーズン210安打、シーズン216打席連続無三振。前人未到の新記録をいとも軽々と打ち立てる天才打者イチローは、だが努力の人だった! 「継続は力なり」をモットーに、野球一筋に打ち込んできたイチロー少年の成長の物語。
内容説明
ゆうぜんとバッターボックスにはいったイチローに観客の視線があつまる。しずかなダンスのはじまりだ。ゆっくり足場をならし、右手のバットを体の前で1回転させる。投手に向かってピタリと右手がとまる。左手で、ユニフォームの右そでを少し、ひきあげる。ファンも、そしてピッチャーもイチローの世界にひきこまれていく。―さあ、勝負だ。小学校高学年~中学生向き。
目次
驚異の200本安打
野球の申し子
ふたりだけの練習
バッティングセンターでの特訓
名門野球部での苦闘
プロへの道のり
くるしい日々
「イチロー」誕生!
記録への挑戦
「人の心」がわかる男
イチローの夢
イチローデータファイル
著者等紹介
高原寿夫[タカハラヒサオ]
1963年、大阪府生まれ。関西大学卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。’94年からプロ野球記者として取材を続ける。遊軍、オリックス担当記者時代に、イチローを密着取材してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
11
《図書館-通常》以前借りた本が、落丁しで7ページなかったから、違う図書館でやっと見つけた。イチローの日本での活躍していた頃の本。やはり努力の人だと思った。2017/04/18
ロヒキア
7
2022年1冊目。ずっと読みたかったイチローさんの本。メジャーに行くまでの軌跡を児童にもわかりやすい文章で構成されている。読みやすい。子供の頃からすごかったんだな。自分の好きな「継続は力なり」は、イチローさんも心がけてたんだな。少し自信がついた。2022年、地に足つけてしっかりと歩こう。2022/01/02
きのP
6
イチローの子供の頃から高校時代、日本のプロ野球、大リーグ・マリナーズに入団するまでの話。ページ数も少なくて漢字にフリガナが打っていて、小学校の図書室にあるような本だけど、内容はとても面白くて分かりやすい!2000年当時までのイチローの一生がきちんと書かれてて興味深い!『継続は力なり』『練習には自信があります』というイチローの言葉の通り、自分が好きな事にひたむきで目標を掲げて努力する姿勢は人として尊敬ですね。将来自分の子どもが出来たら、絶対に読ませたい1冊。2015/09/08
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
6
【小中学生くらいの頃に読んだ本】当時のイチローは誰もが憧れる子どもたちのヒーローでしたね。「継続は力なり」まさにイチローのためにあるような言葉です。
おりっち
4
オリックスで1000本安打を達成した時に出されたのが本書(2000年8月) イチローの名前はもはや日本人では知らない人はいないだろう。その名前は野球に限らずビジネス書や自己啓発、時間管理や目標達成に関するの本でも目にするようになった。 そんなイチローの生き方を知りたくて手にとった一冊。「練習は誰にも負けない」イチローの有名なセリフ。 小さい頃から努力して、誰よりもひたむきに練習しているイチローの姿がそこにはあった。たった一つのことに没頭したとき、人はすごい力を発揮することに気づける一冊。2015/01/26