内容説明
カラスをすきな人は少ないかもしれませんね。でも、カラスを観察してみるとおもしろいですよ。昼寝をしているネコにちょっかいをだしたり、電線にぶら下がって宙返りをしたり、いろいろなことをしています。とくに初夏、ひなが巣立つと家族でむれをつくり、さまざまな声でないたり、追いかけっこをしたりします。まるでカラスどうしで「話」をしているみたいです。じっさい、カラスはいろいろな声としぐさで、自分の気持ちを相手につたえます。観察をつづけていると、きっとすきになると思いますよ。
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
日本動物科学研究所所長
サンパール[サンパール]
カナダで風刺画や子供向け小説の挿絵などを手がける、多彩な才能の作家・アーティスト。同『知ってるかな?』シリーズ『ハイエナ』の挿絵で、2004年カナダ総督賞を獲得。カナダの漫画雑誌「Safarir」の作品などで知られている
金谷武洋[カナヤタケヒロ]
モントリオール大学東アジア研究所日本語科科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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