出版社内容情報
ぐうたらママだった母親が急死。母親は、愛する二人の子どものために一週間だけ幽霊になって、すてきな母親を演ずる。ほかに「朝日のようにさわやかに」「タダの森」の2作を収録。
著者等紹介
中島信子[ナカジマノブコ]
1947年、長野県に生まれる。東洋大学短期大学部で、詩人山本和夫氏に児童文学を学ぶ。卒業後、出版社で中学生向け雑誌の編集に従事。退職後、日本児童文学者協会事務局をへて、執筆活動にはいる。日本児童文学者協会会員
大和田美鈴[オオワダミスズ]
東京に生まれる。和光大学芸術学科卒業。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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7a
8
諸事情で母が今うちに来ているのだけれど、どうも鬱陶しいと感じてしまう。この本を読んで、お母さんが家にいることが何より嬉しかった時期があったことを思い出してしまった。死んだあと頑張って一週間幽霊として留まったマメマル母さん。どうかいなくならないでと願った娘。私は薄情な人間だ。2019/02/04
KAORI
0
初めて読んだときよりもずっと後になって読み返して、切ない気持ちになったのを覚えています。お母さんがいなくなるなんて考えもしなかったけど、そう遠くない今、もう一度読みたいです。まめまる〜
ことり
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ステキなお話。子供のころに感動した記憶があり、大人になってもう一回読んでみた。変わらない感動をもらった2013/03/06