内容説明
えものの肉をとりあってけんかをしたチョックとカール。にひきはイライラがとまりません。そこで、サッパリしようと川でたてがみをあらったチョックでしたが、なんと頭の中から“イライラのもと”がながれでてくるではありませんか!川下ではたくさんのどうぶつたちが楽しそうにあそんでいます。そこへぷかりぷかりと“イライラのもと”が…。さあ、たいへん!いったいどうなってしまうのでしょうか。
著者等紹介
はらだゆうこ[ハラダユウコ]
1965年、鹿児島県生まれ。中央美術学園デザイン科卒業後、グラフィックデザイナーを経て、現在イラストレーター・絵本作家として活躍中。1998年、第14回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本部門最優秀賞受賞。その作品『リリ』がBL出版より刊行され、1999年、第46回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞
芳岡倫子[ヨシオカノリコ]
1969年生まれ。国際基督教大学卒業。出版社および外資系企業での勤務を経て、フリーの翻訳・通訳となる。絵本・歌詞の翻訳、英語教材の執筆、実務翻訳などを手がける一方、ミュージシャンやコンサートスタッフの通訳としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かおりん
23
保育園の本棚で発掘。知育的な感じかと読んでいったら四歳児にはぴったりだった。イライラすることはあるし、ケンカもするし、心のもやもやもわかるのは同じ。イライラのもとが流れていって、イライラが伝染していく様子がかわいいイラストでおもしろく見れる。仲直りができてよかった。しばらく読み聞かせすることにしよう。2020/07/04
遠い日
4
英文も表記のバイリンガル絵本。チョックとカール、2匹のライオンの気持ちの変化をイライラをテーマに直截に描く。肉の取り合い、思うようにいかないこと、むしゃくしゃする気持ちに振り回されてイライライライラ。そのイライラが他の動物たちにも伝染していくようすがうまく表現できている。他人のイライラ、本当に移るものです。仲直りは気持ちいいね。2021/01/11
サウスムーン
3
イライラは周りみんなを不幸せにすることが分かりやすいストーリーで書かれています。私自身のイライラも、この絵本のようにフッと収まることがよくあるので、共感できました。どうぶつたちがカールに言う「うるさーい!!」がツボ。2014/12/25
きたむ
1
うけるし、英語の勉強にもなります(^-^;)イライラを川に流したばかりに…。2014/06/21
kou
0
なかなおりができてよかった。2017/03/13