出版社内容情報
センばあちゃんは、巣から落ちたフクロウの赤ちゃんを拾いました。タマと名づけて大切に育てていると、ある日、タマがしゃべりました。「ばあちゃんは、ほんとうのかあさん?」タマを森のとうさん、かあさんのもとへかえしてやりたい。ばあちゃんとタマは、毎日飛ぶ練習をしました。ばあちゃんのやさしい心がもたらしたおくりものとは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
18
相手を想う。物質的ではなく、精神的に心を満たす・・・。精一杯の”ぬいぐるみ”。心に響く。だからこそ、”奇跡”は起きる!そして、家族の輪も広がる。絵は、丁寧なスケッチ調。たまの表情も豊か。お気に入りは、月夜を満喫する皆の”後姿”!いつまでも愉しんだのだろうなぁ・・・。温かい。2013/11/10
とりじまカラス
4
おばあさんとフクロウの子どもの交流を描いたお話です。 おばあさんがフクロウにふんする姿が愉快でした。 終盤の話もなかなか感動的です。2019/01/05