内容説明
これは、宮城県女川町で、ほんとうにあったできごとをもとにして書かれたお話です。ウミネコは、カモメと同じように、海べでは、ごくありふれた鳥です。でも死にかかっていたのです。死なせてはならない―そう願う子どもたちのやさしい心とそれを手助けしたおまわりさんたち。心あたたまる物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a19
7
宮城県女川町で本当にあったことを元に創られた話。とっても温かい話。子供たちが拾った弱ったウミネコ。どうしたらよいかわからなかった子供たちは交番に届けた。若い警官は署長に相談し、20km先の動物病院にパトカーで運ぶことに。交番から隣の警察署に引き継がれ無事動物病院に到着。ウミネコにはケガはなく、餌が食べれずに衰弱していただけだった。子供たちにウミネコが助かったことが伝えられた。元旦からいい話。お酒でウミネコは気づくとは少しびっくり。全国学校図書館協議会選定図書。日本図書館協会選定図書。2014/01/01
絵具巻
2
おさげ。読みおさめ。 2018/09/19
さんつきくん
2
宮城県女川町を舞台にしたノンフィクション作品。ある日、とある浜で海猫が傷ついて倒れていた。偶然、見つけた少年は迷ったあげく交番に相談に行く。二人の少年と警察官、あべくらさんを通して、動物と人間の優しさに触れることができる、心が温かくなる児童書籍。著者の別作品「あべくらさんの動物病院」とリンクする作品。 この物語の舞台、宮城県女川町は東日本大震災で大きな被害がでた。この話は震災前の話し。2013/01/08
絵具巻
1
リサイクル本2015/02/18
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