岩波アクティブ新書
地図が読めればもう迷わない―街からアウトドアまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 179,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784007000973
  • NDC分類 448.9
  • Cコード C0225

出版社内容情報

地図を使って目的地に到達する「ナヴィゲーションのための地図読み」を指南します.地図の特徴と限界,現在地を知る方法,等高線の読み方…もう初めての場所もこわくない!

内容説明

「道迷い」を防ぐには、地図を使うのが一番の早道。人類の画期的な発明品、地図。その特徴と限界を知ろう。地図が与える情報を上手に利用するためのコツを伝授。現在地を知る・ルートのプランニング・ルートを維持する。アウトドアの地図読みは、等高線に始まり等高線に終わる。ナヴィゲーションを支援するハイテク技術のいま。地図を使ったスポーツをやってみよう。

目次

プロローグ(地図は危険だ;地図を通して広がる世界 ほか)
1 なぜ地図が使えないのか?―地図という記号体系に迫る(記号という魔物;地図のもたらす幻想 ほか)
2 街の中でのナヴィゲーション―「地図を読む」から「地図を使う」へ(ナヴィゲーションのための地図読みとは;現在地の把握 ほか)
3 アウトドアでのナヴィゲーション―等高線を制覇せよ(ナヴィゲーション技術の有無は生死を分ける;アウトドア・ナヴィゲーションの難しさ ほか)
4 地図を使いこなす―地図を持って出かけよう(地図も個性の時代;地図を選ぶ ほか)

著者等紹介

村越真[ムラコシシン]
静岡大学教授。1960年生まれ。筑波大学大学院でスポーツ心理学・認知心理学を学び、人間の空間認知と地図読み能力について研究している。オリエンテーリングで全日本選手権22勝。1986年、1996年にアジア・環太平洋チャンピオン
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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misui

3
ナヴィゲーションのための地図読み、つまり地図と現実を対応させて目的地に向かうという実際的な地図の使い方を述べた一冊。携帯端末が進化した現在からするとややアナログ感は否めないが、そもそも地図とはどういうものなのかというところから考え直すにはいい。ランドマークやコンパスを使うのはもちろんとして、「見なかった」ことを情報として使うなどというのはなかなか気付けないやり方。ただし等高線の読み方は実地で慣れていかないと難しいかな。2017/06/12

Humbaba

0
地図を読める人は地図を回さないというのは完全な間違いではないが、同時に完全な正解ではもない。あくまでも物理的に回していないだけであって、頭のなかではそれと同じことを行っている。頭で処理するのは簡単ではないので、無理をせずに回してしまっても特に大きな問題はない。2014/11/17

Hiroyuki Furuya

0
地図を使ったナビゲーションの心得 ①間違えやすさを、前もって勘定にいれておく。 (慣れたら、地図を見て※KYTをするといいかも・・・・) 間違えやすさの理由として 1)地図のジレンマ 持ち歩けるようになっている=現実世界を記号化、簡略化したもの そのため現実との対応が難しくなる。 見た目がすっきりとしていなくて読みづらい地図の方が実は現実と対応しやすくナビゲーションに有利 2)神の視点の幻想 実際に地面にたっている人間の視点ってすごく狭い KYTとは、危険予測トレーニングの略で土木・建設業や医療現場2012/12/23

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