出版社内容情報
独特の香りと風味をもつ酒として人気を集める沖縄の泡盛.600種以上の銘柄があるといわれる個性豊かな泡盛の造り手たちのこだわりを紹介.自分だけの古酒の育て方,おいしい飲み方,酒造所案内など泡盛の楽しみ方を満載.
内容説明
99年度泡盛の女王による泡盛案内。沖縄の人々の思いが込められた銘酒の魅力をたっぷりと紹介。
目次
1 泡盛について
2 体験・泡盛づくり
3 泡盛を包む
4 酒造所の女性たち
5 泡盛の歴史を刻んだ杜氏―平良恵修氏
6 泡盛の楽しみ方
7 泡盛酒造所全紹介
著者等紹介
富永麻子[トミナガアサコ]
泡盛ルポライター。沖縄県那覇市生まれ。沖縄国際大学卒業。1999年度沖縄県泡盛の女王。沖縄県内の全酒造所48カ所の取材をはじめ、泡盛に関する取材・執筆を行う。ラジオ、インターネット、テレビ等でフリーのパーソナリティーとして活躍。主な活動に、沖縄県酒造協同組合公式サイト「むーとぅ家」ナビゲーター、泡盛倶楽部「富永麻子の酒造所巡り」、琉球新報「泡盛のふるさと巡り」の連載、『泡盛大全』(主婦の友社)の執筆などがある
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感想・レビュー
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角野 大
2
その昔、泡盛作りにおいて麹の管理は酒造所の主の妻が役割を担っていたことから、妻の呼び名が「とぅじ」(杜氏から)となった説もあるとのこと。 また、宮古島の泡盛の品質向上に寄与した平良恵修氏の功績や、わずか5歳で玉の露酒造の代表になった玉那覇有紹氏など、杜氏の人生や沖縄の時代背景と合わせて泡盛の理解を深めることができた。2025/01/04
寺内町亭小天狗
2
泡盛は、沖縄独得のお酒です。それも、日本最古の蒸留酒で歴史は五百年い以上あるという。日本酒や焼酎、ブランデーやワインに比べて、飲んでも翌朝は残らない。私にとっては、「実に、良いお酒」である。沖縄を訪れることがあったなら、是非とも泡盛をご賞味しておきましょう。著者・富永麻子さんは泡盛ルポライターという肩書きを持ち、取材・執筆をしている。杜氏・平良恵修氏は、”出来立ての泡盛を飲んで美味しい酒は、寝かせれば古酒となる”と語っております。お酒はやっぱり、泡盛にかぎる。
きほ
1
。2018/03/22