出版社内容情報
今年1月に亡くなった、平成の日本政治をリードした野中広務氏が残したメッセージ。戦後長らく続いた55年体制が崩れてゆく時、自民党の中で、「政界の狙撃手」とも呼ばれた野中氏は、何を見、どのように決断し、戦ったのか。
内容説明
平成の日本政治をリードした野中広務氏が残したメッセージ。戦後長らく続いた五五年体制が崩れてゆく時、自民党の中で、「政界の狙撃手」とも呼ばれた野中氏は、何を見、何を感じ、どのように決断し、戦ったのか。今の自民党、政治状況を改めて考えるためのヒントに満ちた回顧録。
目次
国政に出るまで
創政会の旗揚げと竹下内閣の誕生
竹下・宇野・海部内閣時代
「政界の狙撃手」
「野党・自民党」の闘い
「自社さ」村山内閣の誕生
「戦後五十年」と危機管理―自治大臣・国家公安委員長として
橋本内閣を支えて
普天間問題と橋本行革
悪魔にひれ伏してでも―小渕内閣官房長官時代
小渕首相、倒れる
神の国発言・加藤の乱・えひめ丸事故
小泉内閣時代と政界引退
著者等紹介
御厨貴[ミクリヤタカシ]
1951年生まれ。東京大学名誉教授、放送大学客員教授
牧原出[マキハライズル]
1967年生まれ。東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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